BR-9ユーザーで当社のデータに書き換えたいとのことで相談があり作業を行おうとすると書き込みも読み出しも出来ずセキュリティー処理がされていることが判明。本来このデータで納得が出来ていれば当社のデータに変更する必要がないのですがATに変なショックが発生しレスポンス感もトルク感も施工前と大きく変わっていなくてショップからはS#のみ変更してあると言われ納得出来る仕上がりではないしコストも当社どころではない金額であったとのことです。ここで問題が二つあります。一つ目は確かにセキュリティー処理がされているためショップはデータを読まれることはないですがディーラーでリプロ処理が出来ないことです。このユーザーのユニットはAB040でサービスリプロですが今はAB042(AB041共通)になっておりもしもこの車輌にトラブルが発生した場合ディーラーは間違いなくAB042にリプロアップし車輌点検するのですが書き換えられないためディーラーでのメンテナンスが出来ない状況になります。それどころか入庫禁止になる可能性もあります。ショップの都合でディーラーメンテナンスが出来なくなるECUチューニングはユーザーにとって正しい選択なのでしょうか?二つ目はATのショック問題です。どうも読み出しデータにバグがありオリジナルデータとの検証をしないで書き込みを行いバグデータが問題になっているような気がします。過去に同一メーカーのソフトで書き換えたユーザーで意味不明のチェックランプが点灯しショップが責任を取らず(ショップが素人レベル)ディーラーも原因がわからずユーザーが入庫禁止にまで至り当社に駆け込みデータを読み出すとやはりバグデータで製作されてることが判明し当社で直した事例も数件あります。過去ブログに掲載しましたが素人が使用出来るソフトでの書き換えは大きく問題が発生します!BR-9のユーザーユニットは無事にオリジナルデータに戻り一番新しいリプロデータでVer2をインストールしディーラーメンテナンスの受けられるユニットになりました。
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