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2/29/2012

レガシィ&B-4(BR(M)系)ターボ用新製品近日公開!

ECU、MPIS、フルデュアルマフラーに次ぎ近日新製品を発売します。現在最終テスト中で3月上旬に発売出来ると思います。より楽しいレガシィ&B-4に貢献出来るかと思います。製品が到着次第に公開します。

2/28/2012

珍しいユニット

このユニットは水産業で使用する小型船舶のユニットです。エンジンはホンダ製で制御はkeihinのユニットでマネジメントされています。当時の依頼内容は使用燃料を軽油から水素ガスにすると言うこととエンジンが40Ps仕様と60Ps仕様があるとのことで40Psのパワーを上げて欲しいとの依頼でした。まずはMPUの正体を探るためにユニットを解体するのですがこれが大変でバイクユニットと同様に内部がガチガチに固められMPUの正体を探るまでにほぼ1日掛かりました。MPUはNEC製で当然フラッシュタイプでした。しかしOEM品でデータシートも入手出来ずお蔵入りになりました。開発依頼があっても結局トホホになる場合もあります。


BP-5レガシィECU+MPISインプレッション

新規のユーザー様でBP-5レガシィのインプレッションを頂きましたので掲載します。車輌は走行会ベースに仕上げられておりおしゃれなレガシィでした。以下原文通りです。

「昨日の土曜日はありがとう御座いました。お忙しい中、私が娘の迎えに行く為、4時までに帰らないといけないと言い、無理言って、作業をしてもらい、ありがとうございました。やはり、感動的激変で、全てが1ランクUPした感じです。ノーマルECUiモードはいったいどこへいったのか?うちの車にこんなポテンシャルがあったのか?と思う次第です。
もう、凄い!の一言でした。(^^;)
次は、おすすめのオイルクーラーをお願いしたいと思っています。」

走行会時1周で油温が120度を超え5周クーリングするといった状態で走行会に参加しているとお聞きしたのでオイルクーラーをお奨めいたしました。クーリング優先の走行会参加
は楽しくないですからね。

MPVオイルクーラー・水温降下剤・ブローオフバルブインプレッション

昨日MPV作りのパフォーマンス及び冷却関係の完成形が完了したので納車いたしました。早速ユーザーからインプレッションを頂きましたので原文通り掲載いたします。

「早速帰りに車を試してみました。
オイルクーラーの威力は絶大ですね。スピードレンジが上がっても、負荷がかかっても、この気温の中とはいえ、油温は安定して80~85度でした。スピードレンジが上昇すると油温もあっとゆう間に上昇するのが常でしたが、上昇が緩やかで、ある程度で踏ん張るようになっています。高速でかなり負荷をかけて走行して、下道に下りて信号待ちという、一番油温の上がるパターンでも、100度にはなりませんでした。今までよりも10度以上下がっています。すごいですね。これで安心してもっと行けます。正直110から120は当たり前に上がっていましたから。。キチンと作業していただいて、キチンと着けていただいているからでしょうね。
併せて、ATの温度は登りが続くと、120度に達するのは普通の出来事だったのが、達しなくなりました。 100度いかなくなりました。こちらはもしかすると、クーラントも効いているのでしょうね。相乗効果で下がったんではないかと思います。オイルはオイル、クーラントはクーラントで冷やすようになったのと、そのクーラントが優秀だからこそのなせる業だと思います。20度下がるのは正直、ものすごく驚きです。クーラントは水温がすごくさがりました。水温はセンサーがまずいので正確ではありませんが、やはり、10度以上下がっています。こちらもすごい威力ですね。このクーラントは本当にいいですね。 今までのがうそみたいです。 10度さがるのはびっくりです。100度は当たり前だったのですが、油温と同じように、高負荷から信号待ちでも100度にはなりませんでした。お願いしてよかったです。もうあまり温度気にしなくていいかもしれません。トラブルが出たとかでない限り大丈夫だと思えます。
最後にブローオフですが、車がアクセルのオン、オフに滑らかに反応するようになりました。NAとかわらない挙動だと思います。 どうもいままではアクセルのオンとオフで車の挙動が後ろに動くような感覚があったのですが(実際に後ろに動いていたわけではないですが、そんな感覚がしていました。 よく説明しにくいのですが)それが全くなくなりました。 スムースで滑らかです。 キチンとブーストも掛かって鋭い加速をします。これはいいですね。 やはりピストンタイプの方が滑らかでいいですね。ただ、いままでブローオフのせいでブーストのトップ部分が振れるんだと思っていたのが、ブーコンの(バルブコントロールの)せいだと判ってしまいました。やはり目標ブーストで踏んでいると、メーターが震えています。。。。また課題ができました。修正に努力してみたいと思いますが、多分、オプションはひとつなのですが。。またややこしいことをお願いしなければならなくなりそうです。」

毎々ご丁寧なインプレッションを頂きユーザー皆様には感謝です。

2/27/2012

アクセラ足回り変更と秘密のアース

アクセラの足回り変更と当社にご来店のユーザーはご存じのアースを行いました。以下ユーザーのインプレッションです。

社長に直接、足を組んでもらったユーザーも少ないのではないかと思っています。(自慢に思っていて、いいですよね)また、マフラーアースもありがとうございました。
マフラーアースは、劇的に変化が出ました。高速道路で100120km/hの間で独特のこもり音が出ていたのですが、これが全く無くなってしまいました。以前装着していたマフラーより音量が下がってしまった印象です。その代わりに、フルデュアルマフラー特有といったらいいのでしょうか、乾いた、耳障りの良い、気持ちのいい音が強調されて、何ともいい感じです。
オーディオの音質にも変化が出ました。妻が好んで、クラシックを車内でかけるのですが、家のオーディオ以上に、いい音が出ているようです。
足は、クルマにほぼ組んだだけですよね。なのに、ハンドルに手を添えているだけで、矢のように真っ直ぐ進んでいくのには驚きました。インターチェンジやジャンクションのきつめのコーナーも安定して、レールの上を走っているかのように曲がっていくのには舌を巻くしかありませんでした。これで、5月にアライメントを取って仕上げると、どんなことになるのか、非常に楽しみです。道路の継ぎ目などでの激しい突き上げには閉口しましたが(妻が「ロデオや!」と喜んでました)、それでも、継ぎ目によっては、何事もなかった様に”タタンッ”とやり過ごす時もあって、「ああ、これはいい足なんだな」と思いながら帰ってきました。それと、足が変わったからか、ブレーキがしっかり効くようになったと思います。ブレーキを踏んだ時のフロントの妙な沈み込みがなくなったのに、クルマを降りてから気がつきました。5月まで馴らしを続けたいと思います。車高は、10mm15mmくらい上げてもらっていいでしょうか。お電話した通り、ハンドルをフルに切ったときにフェンダーのインナーカバーを擦るのもそうなのですが、自宅のマンションの駐車場から道路へ出る時の歩道で、どんな出方をしてもフロントを擦ってしまいます・・・。1015mm程度であれば、見た目のキレイさも、あまり変わらないのでは、と思っているのですが、いかがでしょうか。」

アーシングはエンジンルーム内ではパフォーマンス効果は得られません。重要なのはフロントバッテリーの場合どうリアにアーシングするかなのです。33・34GTRはリアバッテリーで当時アテーサの作動ミスによりチェックランプが点灯し困り果て原因の追及をするとアテーサのアースがフロントで取られていたために発生していることが判明しトランクからフロントにアースをすると回避された事例がありました。要するに前後にアースラインを引くことがアーシングの考え方だと思います。丸秘のアーシングを皆さんも行ってみませんか?

RESULT600の効果2!

RESULT600の効果報告を重ねて頂きました。以下原文通りです。

「前回オイル交換してから約1500km走行後の弟のジムニーのエンジンオイルにRESULT600を50ml添加しました。
前回ガソリン満タン給油後58kmを弟一人で下道を走行した状態です。
弟が運転し隣に私が乗った状態で、自宅中津川IC→小牧東IC→岐阜県瑞穂市まで下道走行後にガソリン給油したら燃費が13.2km/ℓでした。
高速での追い越しも凄く楽になりながらも良くて12km/ℓの燃費であった事を考慮すると驚きの数値です。
その後 、河原に行ったり、峠を通ったりしつつ岐阜県可児市まで下道で95km走行後ガソリンを満タン給油すると燃費が12.8km/ℓでした。
高負荷運転を重ねた後でこの数値はすごいと思います。

まとめ
@効用
 アクセルレスポンスの向上
 燃費が1割程度アップ
@デメリット効果のにより
 エンジンブレーキの効きが甘くなるためおカマを掘る危険がある
 いつもどおりにアクセルを踏むと気がつくとオーバースピードになっている」


エンジンオイルだけで良いですか?ちゃんとJIS規格の取れたオイル活性剤でエンジンの保護を計り良質のオイル活性剤は省燃費にも貢献してくれます。


2/26/2012

ランドローバーDMEの内部

ある程度の出来るのではないかという予想の中ランドローバーのユニットをばらしてみました。予想を裏切る結果です。本来ならMPUが1個で制御されていると思いましたが2個のMPUで制御されています。どうもATとの統合化がされていて1個はAT用の制御マイコンではないかと思います。サービスポートらしき物はありますが既存タイプとは異なり読み出しも現時点では不可能でした。オーナー共々残念です。

RESULT600の効果!

昨日ご来店頂いたランドローバーにRESULT600を注入し大阪から名古屋までのインプレッションを頂きました。下記原文通りです。
RESULT600ですが、すばらしい!すぐに効果を体感できました。
エンジンブレーキが今までより効かないため、お店の前の渋滞していた道でおカマ掘りそうになりました。 高速で気がつくと何度かオーバースピードになって慌てて減速しました。
ある意味危険なブツです。入れた後の注意喚起が必要と思われます。

中津川まで280kmうち40km下道走行、食事のため1ストップ、残り高速休憩のため2ストップで燃費計数値で12.5kmでした。前回(年末)がほぼ同様の条件で10.5kmなので燃費も伸びていると言ってよいと思います。
追い越しや減速からの加速レ スポンスも明らかに良くなっている。
本日ジムニーで実験します。」

2/23/2012

インプレッサGVBのECU書き換え

M/T2.0Lの書き換えです。以前FD2シビックを所有し某メーカーでECUを書き換えたのですがリミッターを切ってある程度で何も変化を感じずECUの書き換えはこんな物かと思いながら今回インプレッサに乗り換えスピードリミッターだけを解除予定だったのだがショップに相談したところ当社を紹介されメールのやりとりの後ご来店頂きました。書き換え後に試乗頂きECUでこれだけ変化があるのかとびっくり!以前のFD2もこちらに持ち込めば良かったと後悔。有名メーカーが良い製品を作っているとは限らないと認識したとのことでした。無印良品も良いですがRESULTが有名良品で当時あったなら今の後悔はなかったとのことです。ECUユニットの書き換えは体感することが出来ます。納得いかなければその場でノーマル戻しを主張し他社メーカーの製品も比較するべきです。当社のデータも私の感性で作られていますからすべとのユーザーに満足頂けるとは思っていません。しかし内製でそれなりの経験と積み重ねた情報でデータ作りをしていますから不良品ではないと自負しています。有名不良品をつかまされないように注意しましょう。
GVBですがMAP個性は8bit16bitのハイブリット構成です。メインの(当社は変更しませんが)点火MAPが4面あり燃料MAPも4面あります。点火のオフセットMAPは2面です。点火や燃料MAPは8bitですがそれ以外の主要なデータはすべて16bit構成で作られリミッター類はIEEE754構成です。しかし圧力センサーリミッターはIEEE754ですがブーストリミッターは16bit構成です。お帰り間際にインプレッサはECUだけと思っていましたがこれからも相談にのってくださいとお言葉を頂きました。

MPVオイルクーラー取り付け

ブローオフも交換しました。元々バルブタイプの市販ブローオフが装着されていたのですが漏れていて開かないように閉め込んでいたためブローオフの呈をなしていなかった。今回はピストンタイプを装着し確実に閉まり、確実に開く製品にしました。オイルクーラーは高負荷時を想定しタービン及びエンジンの保護も含め安心して扱えるMPV作りのインフラ整備として装着しました。装着時には注意点があります。オイルクーラーを取り出すためのブロックが純正ブロックに干渉しエンジン側ブロックの加工が入ります。微妙な当たりなのでボルトは締まりきりますが気づかずそのまま装着するとオイル漏れの原因になります。あとラインの取り回しですがこれも注意して行わないとクランクプーリーに干渉し大きな問題になります。ラインの通り道を確保するためフレームをサンダーで広げホースにはコルゲートチューブでエンジン振動が起こった際にフレームと干渉してもラインを傷つけないように対策を施しておく。オイルクーラー本体は市販ステーを使用し装着するがガチガチに固定するのではなく少しダンパー効果が出るようにして振動吸収出来るような状態で装着する。ちょっとした気遣いがトラブル防止になることは間違いないです。ユーザー取り付けをされる方はその辺を注意して装着してください。




シビックFD2プラグメンテナンス

ユーザーからプラグをメンテナンスしてこんなんでしたと以下ご報告頂きました。
前回のプラグ交換から、1万km以上走っていたので結構気になっていたので、今日は少し寒さもましだったので、意を決してプラグ交換しました。外してビックリ!! まだまだ使える!って思いました。ただ外観上で見えない部分のレジスターは分かりませんけどね!
画像を見てもらえば分かって頂けますよね(^^)メチャ綺麗です(^^)画像は外して一切清掃はしていません!!メチャ綺麗に燃焼していますよね(^^)ちなみに、使用プラグは、NGKレーシングプラグ9番です。ただ、奇数番が少し黒いのが少々気になりましたが、何が考えれますか??まぁ、これぐらいは問題ないでしょうけど…」
回答は問題ないです。たぶん意図的に奇数番のインジェクターを濃くしている可能性があります。上記車輌の使用はRESULT Ver3+MPIS+RESULTマフラー+某メーカーEXマニホールドでほとんどのシチュエーションがサーキットです。点火MAPや燃料MAPは一切変更していない仕様だからこその結果かも知れません。燃料MAPを絞ってパフォーマンスを得ているユニットはこの結果は出ません。もっとリスクある真っ白なプラグ状態です。想像しただけで恐ろしいです。決してパフォーマンスが低い車輌ではないです。鈴鹿サーキットを20秒台で走行している車輌です。プロドライバーから「このままワンメイクレースに出られる!」と言って頂けたポテンシャルを持っています。パフォーマンスが上がってもリスクのないユニットを選択してください。

2/21/2012

R35用エアフロ仕様のR32・33・34GTRセッティング

R32・33・34エアフロは共通ですが近々ニッサンが部品供給を終了しエアフロ破損時は中古品を装着するしかなくなりました。当然、まだまだ現存している32~34GTRは多く今後エアフロが破損すると中古品も年々少なくなり修理対応に困ります。そこでR35GTRのエアフロを使用して行うのですが当然エアフロの出力特性が違いそのまま加工装着してもパフォーマンスは得られませんし形状も異なるためアッセンブラでは装着出来ません。そこでR35GTRのエアフロは分解出来ますからR32~34GTRの本体と同型上のエアフロを装着する筐体を製作しエアフロを移植するのです。これでエアフロが破損しても今後維持をするのも安心です。ただ問題はオリジナルのROM内データでは普通では無くなります。ROMデータを変更しないと普通には使えませんしパフォーマンスも得られません。まずはVQMAPを作成します。吸入時の出力特性が違いますからVQMAPは一からの作成です。VQMAPが完成したらインジェクター係数で基本噴射量を決定します。後は使用するインジェクターによって霧効噴射時間を決定し水温補正データとの整合性を取ります。文書にすると簡単ですが実際は中々時間のかかる作業です。この発想で行えばシルビア等もエアフロが生産中止状態でも互換使用出来ます。アダプターは60mmと80mmがありますからチューニングの度合いに合わせてチョイス出来ます。

2/20/2012

ランドローバーフリーランダー2のDME

エンジンは3.2リッター横置の直6、変速機はアイシンAW製6AT、駆動システムはハルデックス電子制御フルタイム4WDと、近代的なコンポーネンツで構成されている。3.2リッター横置き直6エンジン(232ps、32.3kgm)は、その特異なエンジン形式から分かるように、新型ボルボS80譲りの最新ユニット。DMEはFOMOCO(FORD系列)製でDENSOがOEM供給を行っている。内部MPUはSH7058の可能性が高い。ほぼ読み出しは可能だがデータ作成後のチェックサム処理が既存(他社メーカーDENSOユニット)と同等であればDMEチューニングは可能になる。



2/19/2012

リプロデータについて

各メーカーがECUのリプロを行います。リプロには絶対リプロとサービスリプロがあり絶対リプロは国土交通省に申請したリコールデータでこれについてはユーザーはECUをリプロする必要があります。サービスリプロは絶対的な物ではなくリプロする基準が車輌に何か問題が発生したらとりあえずこれを入れましょうと言ったデータです。ただ、近々震災の影響で製造地が変わり品番だけが変更されている事例もあります。代表的な事例ではレガシィ&B-4のBR(M)-9になります。ユニット品番が「22765AA070」と「22765AA071」で本来は末番の数字に変更があれば内部データは違うのですが内部データは全く変わりません。AT車のAB041とAB042も製造地が違うだけで内部データは同じです。故にAB041が入っているからといってAB042に変更する必要もありませんし変更しても内部ECUIDも変わりません。スバルはニッサンと違いユニットの表示品番がECU内部には記載されていなくECUIDで管理されています。「75」「02」「56」「40」「07」と言った品番です。ニッサンなどはリプロでデータが変わります。下のデータはニッサンのある車種ですが発売当初からスタート時のノッキングが止まらずリプロを5回行っています。データを比較するとノック対策のために点火時期を落としていきノック対策を行っています。確かにノックは治まりますがスタート時のもたつきが増幅されます。リプロで不都合は無くなりますがパフォーマンスが落ちるのはどうかと思います。あるメーカーなどは非常に問題で突然ディーラーから「走行中に携帯電話を使用しないでください。エンジンが止まります」と連絡がありユニットアッセンの交換をされました。確かに末番が1から5番になっていました。リプロは絶対リプロは必要ですがサービスリプロは品番によってはパフォーマンスダウンしますから要注意です。もう一つ問題はディーラーがその内容を知らないと言うことです。先日もあるディーラーで仕事をしていたら30,000Km走った車輌がエンジンがぐずつくとのことで入庫しインマニをばらすと燃焼室までびっしりとカーボンが付着しインジェクターまでカーボンで動きが悪くなりインジェクターの交換をすると言うことでした。この車輌は一度症状をメーカーに言い対策リプロ済みの車輌でもあったのに全く改善されていないとのことでリプロ内容もディーラーでは全く何を改善したのか不明のデータをインストールしたとのこと。サービスマン曰く「インジェクターを交換してもまた近々に入庫するでしょう」とのこと。「前回のデータの時の方がましであった」とも付け加えていました。リプロは内容が明確でないためむやみやたらに行わない方が良いという事例です。現時点で車輌コンディションが良いのであればそのままで使用することをお奨めいたします。

2/17/2012

MPVの進化

昨日よりオイルクーラーの取り付けのためにお車をお預かりする。平行してEXマニホールドの製作にも掛かり、パフォーマンスだけではなくブレーキ及び足回りもリファインする。車本来の走る、曲がる、止まるを作り上げ本当に「楽しいMPV」の見本となる仕様に仕上げる。

R35GTRセッティング

車輌は初期型だがATのデータはリプロされATECUにスピードリミッターが入っている。ベースデータはJF01Cでややこしいリミッターはなくクルーズコントロールリミッターとともに500Kmに移行する。ブーストは1.2Kに変更。目標空燃比はブーストに合わせ修正を行う。可変バルタイはIN側を徹底的に見直しタービンの運動性を上げ踏み始めからトルクフルな仕様にする。セッティング後は自己診断で各エラーコードをチェックし消去を実施。




2/15/2012

ベンツCL550のDME

昨日とあるところから電話がありCLS550のDMEチューニングの問い合わせで打ち合わせを行いました。先方の話では今までのDME依頼先はいい加減でスピードリミッターも切れないらしく根本的な問題を抱えていたとのこと。施工先はわからないがどうもリミッターの意味が理解出来ていないように思う。ベンツはリミッターが係数処理がされており最大値も解除にはならず移行になる。当社では基本は350Kmにしているがこの数字さえも意味はないのだが要望で500Kmや1000Kmといったお遊びのデータも入れている。あと、REVも変更出来ないみたいで全く価値のないDMEである。REVについては必要性に賛否あるがサーキット走行などシチュエーションやエンジン仕様の変更によってはREVを変更することもあるので変更出来ないメーカーの物はどうかと思う。変更出来ないところは色々な理屈をつけて能力のなさを露呈するだろう。あとREVには車速0カウントREVというのもある。停車時は停車時用のREVがある。これを日本、いや世界で外せるのは当社だけだと思う。55kのコンプレッサー車種で0-400を行う際には停止REVがあるのは問題で当社は停止REVを6000rpmまで引き上げている。




ABARTH500DMEチューニング

ABARTH500にはESSEESSE(エッセエッセ)KITというのがありその中にはDMEも交換パーツとしてあります。オリジナルが135Psのトルク21.0Kg-m(スポーツモード)が換装後は160Psの23.5Kg-mになります。しかし乗り味に大きく変化が無くブーストを上げただけの仕様DMEです。今回の書き換え内容はブーストMAPをより低回転からESSEESSEよりも引き上げ最大出力もアバルト695トリブートフェラーリの180Psおも凌ぐパワーを引き出す。それに合わせ加速時特性を見直し整合性を取る。DBWも徹底的に見直しトルク特性MAPとの整合性を取りながらスタート時からトルクを感じアクセルに対しリニアな動きになるように作り上げる。


2/14/2012

アルファMitoマイナー後DMEチューニング

昨日はアルファMito1.4L仕様のDMEチューニングです。マイナー後になりDMEがボッシュからマレリ製になりMPUはMPC5565の最新版です。読み出し方法はFIAT500TwinAirと同じでサービスポートからの読み出しです。データ構成はパターンがTwinAirと同じで16bit構成になっている。MAPサイズも大きく大半のデータにが係数処理されている。マイナー後になってタービンがIHIからギャレットになり出力アップされブーストに関するデータが大幅に改善されている。変更箇所はDBW、加速時特性、ブースト制御MAP、トルク特性、空燃比補正等が変更箇所になる。データをインストール後にテストコースをMitoを熟知したドライバーと同乗試乗に行く。まずはアクセルに対しリニアに車が動くことで乗りやすくなった。高ギアの低速走行でもぎくしゃくが無くなりトルクバンドが広くなったのかその位置から踏み続けても十分な加速が得られる。中速から高速域の加速感も増し1.4Lとは思えないほどの加速をする。低速から高速までトルクの抜ける箇所が全くなくなり直噴らしい気持ち良いエンジンになったとのこと。





2/13/2012

アルファ156のDME


色々なメーカーを選択したがどうも回りの噂や結果を見ると信用の出来るDMEチューニングはどこかということで悩んだ末に当社に来店されました。まずはユニットの加工から始める。このユニットはベンツW124のユニットと同タイプでROMは28F200になります。データの構成は8bit構成と16bit構成のハイブリッド。数回の書き換えをシミュレーションしていたのでソケットを装着しテストに入る。過去データがあったのでまずはそれを入れて試乗頂く。当時テストを重ねたデータだったが結果としてはエンジンの回りが重たくなり没となる。ユーザーとMAPを見ながら修正を重ね納得いくレベルにまで仕上げる。ユーザーの感想は「DMEでこれほど変化があるとは思わなかった。他社メーカーで施工した友人がいるが全く変化がなかったと聞いている。選択するメーカーによっては詐欺に近いレベルがあると思う。最終的に当社を選択して丸であった。」とのこと。過走行車両でしたがメンテナンスもしっかり出来ておりまだまだ現役の車輌には負けないエンジンです。アルファらしい綺麗なサウンドを奏でて帰宅頂きました。






2/11/2012

データ編集

データを編集しているところです。どうしても圧縮されますから綺麗には写りませんが流れが理解頂ければ良いかと思います。このソフトは凄く優秀でもう10年以上使用しています。ただ国産車のデータを編集するのは便利ですが輸入車のデータ作成にはデータの理解がないと使いづらいです。


2/10/2012

コーヒータイム

我が作業場のマスコットです。日々データを見ているとふと息抜きをした時にこの狸をみます。何ともとぼけた顔でこっちを見ています。5分くらいじ~~~~~っと見たあとデータを見るとひらめくことがあります。皆さんも忙しい中でとぼけた顔のマスコットを置いておくのもありですよ。それから狸は縁起物ですしね。前厄、本厄、後厄の方はつがいで置いておくと厄除けになります。


ZC32Sスイフトスポーツリミッター解析

従来のECU(DENSO)はスピードリミッターが1ヶ所でM/Tは180KmATは165Kmで入力されていたがECUがボッシュに変わりリミッターの考え方が変わっている。値はM/Tが180KmでCVT車は165Kmではない。値も複数箇所有りボッシュ固有でMAPのような構成になっている。REVについては従来通りのパターンでスロットルREVも有していそうである。値は従来の7500rpmではなくCVTのスピードリミッターのように微妙に値を変更している。停止REVも調査したがこれは全く考え方が違うみたいでまだ時間が掛かりそうである。各MAPに着いてはDBWMAPが8面、点火時期や燃料MAPには係数処理がされており絶対値を見るには係数が理解出来ていないと変更出来ない。加速時特性も同様な係数処理で計算されている。

GRBインプレッサハイフロタービン

中古車市場でも魅力ある価格帯になってきたGRBをチューニングしていく中で方向性をどうするかが楽しいGRB作りのポイントになります。ツインバルタイになり特性がパワー重視からトルク重視になりタービンチョイスもトルクに貢献するタービンが必須になります。Ver2タービンは絶対風量もありながらオリジナルタービンの立ち上がりを損なうことなくくみ上げられた製品です。時代はパワー重視の時代ではなくトルク重視の時代なのです。近々の各エンジンも諸元表を見て頂くとその理由が明確です。チューニングを考える際はパワー重視ではなくトルク重視型のチューニングを考えましょう。トルク型チューニングは限りなくリスクのないチューニングです。AT車やDSG車はECUがトルクシミュレーションを行っていてパワー重視に方向性を振るとATやDSGにもリスクがありますよ。

2/09/2012

ROMデータの管理

今日はデータの管理についてです。同一エンジン同一ユニットでもリプロにより各リミッターやMAPアドレスが変更されデータ作りをするのにアドレスの管理をしっかり行っていないと再度データ作りをする際に過去データをどのように変更していたかを忘れていると効率よく作業が出来ません。そんなときアドレスメモという物を作っておき変更箇所やリミッター類のアドレスを同一フォルダーに作っておくと再度データを見直す際にアドレスメモで変更が必要なアドレスをクリックするとJUMPし作業効率が大きくはかどります。非常に便利な機能です。日々昨日の晩ご飯も思い出せなくなってきている私には助かります。

2/07/2012

ZC32Sスイフトスポーツ読み出しデータ

ZC32SのPIN配線図が手に入り読み出しを開始。無事に読み出しが完了しチェックサムを調べる。既存タイプとはアドレスがずれているが整合性は取れそうである。やはりデータは16bit構成で意外とMAP量は少ない。これからスピードリミッター、REVを調べだし、パフォーマンスアップのためのデータ変更を行いテストを実施!