このデータはヨーロッパ車でターボ車のブーストMAPデータです。このデータの特徴は国産車のECUはブーストの管理基本を回転数で行うのですがこのDMEは車速に対してブーストの制御を行っています。絶対的ではないですが基本は車速制御になるのです。MAPも複数有り低中速用のMAP、中高速のMAP構成でデータ作りには慎重に各車速MAPの整合性を取りながら作り上げます。MAPには係数処理もされていて(図のValueと記されているところです。)係数がわからないと絶対値も決定出来ないですし整合性もとれません。整合性がとれないとエマージェンシーモードに入ります。こういった情報は輸入車のDMEを施工しているメーカーはすべて理解出来ているとは思えません。ほどんどのメーカーが理解出来ていないのでオリジナルのままかメールで海外に飛ばし外人が作成しているので国内では修正出来ないのです。併せてよくBMW335iのツインターボやminiのスーパーチャージャーは0.9以上ブーストを上げると壊れると言われてますがこのコメントは外人が言っていて国内で整合性を取ったメーカーはいないのです。当社ではBMW335iは1.2k、miniスーパーチャージャーは1.3k(プーリー交換必要)でセットしていますがリスクのない仕上がりです。このことを外人に伝えると必ずこう言われます「日本のガソリンは粗悪だからそれくらいが限界!」と。いやいや日本のガソリンは世界一品質安定しているガソリンだと突っ込みを入れたくなります。言い訳が適当でしかないです。
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