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1/31/2018

595 COMPETIZIONE・TURISMO

DMEは3種類設定されています。
MARELLI 8GMKC
BOSCH ME7.9.10
BOSCH ME17.3.0
今回はBOSCH ME7.9.10・BOSCH ME17.3.0の情報を比較公開します。
ME7.9.10の詳細情報です。
Connection Mode:  INFINEON_ST10
Micro:  ST10F275
ExtFlash:
Eeprom: Present
Plugin Identified: YES
Plugin:  Bosch ME7.9.10 FAL
Customer Name:
Vehicle:   ABARTH 595 TURISMO 1.4L 16V TJET 121kW/162HP
Vehicle Licence Plate:
Hardware No.: 0261201756
Software No.: 1037400100
ME17.3.0の詳細情報です。
Connection Mode:  TRICORE_BOSCHEDC17TPROT11FAL
Micro:  TC1724
ExtFlash:
Eeprom: Present
Plugin Identified: YES
Plugin: Bosch ME17.3.0 FAL
Customer Name:
Vehicle:  ABARTH 595 TURISMO 1.4L 16V TJET 121kW/162HP
Vehicle Licence Plate:
Hardware Nr.: 0261S17574
Software Nr.: 10SW010679

点火タイミングの違い:上がME7.9.10で下がME17.3.0になります。ME7.9.10のスケールが16x12でME17.3.0のスケールが20x16になります。縦軸が回転数で横軸が吸入空気量になるのですがME7.9.10の方がより細かなセッティングにされていることがわかります。低回転のトルク感及び高回転のパワー感も出力は同じでもME7.9.10の方が繊細なセッティングになっています。



直噴エンジンの燃料については低圧縮エンジンとは異なり昔ながらの燃料MAPはありません。故にweb上で燃料MAPの修正とかを記載しているメーカーはでたらめです。基本MAPはありますがそれはインジェクターの吐出MAPではなくレギュレーターの制御MAPで目標空燃比に合わせブースト圧とラムダの結果データで補正しインジェクターに信号を送り吐出させているのです。故に今までのチューニングはインジェクターがどれだけの出力が出せるかで計算していましたが直噴は燃料ポンプのキャパとレギュレターの燃圧量で計算することになります。




両ユニットで一番異なるのはトルクに対する扱いだと思います。ME7.9.10は非常にシンプルな構成で現行のボッシュ車と共通と言えるMAPです。ME17.3.0はMARELLI 8GMKCの構成を継承しているようなMAPです。ME17.3.0はA/T・M/T・City・Normal・Sportモード単位でトルクリミッタMAPがあるのは特筆です。非常に繊細なトルクリミッタMAP作りになっています。このMAPを作り替えないと要求トルクMAPを変更しても恩恵は受けられません。整合性のとれない変更をするとエマージェンシーに落ちるので変更には非常に神経を使うMAPです。




エアマス(空気質量計算)MAPです。インジェクターが交換できればこのMAPを変更し基本噴射量の基準にします。



ブースト関連です。ブーストMAPは全く異なった考え方で構成されています。ME7.9.10にはブーストリミッタはありますがME17.3.0はスケールリミッタではなくターボチャージャーの保護圧縮比としてリミッタをかけています。ME17.3.0はブーストを制御しているMAPサイズは小さく細かなブーストの変更は出来ません。MARELLI 8GMKCはスケールタイプですが細かな変更が出来るようになっています。



ME7.9.10にあってME17.3.0にない情報。
ME7.9.10:スピードリミッタがあります。1x4
ME17.3.0:モード別出力制御MAP


出力結果は同じですがユニットが異なるとMAPの構成はこれほど違いがあります。ユニット単位でデータ作りを行うのでそれなりのスキルも必要です。買う側の安心感はインストールする側がどれだけ理解して作られたデータであるのかは重要です。



TOYOTAプリウスGR仕様

プリウスGR仕様のユニットです。
確認が取れ施工出来たのは2種類あります。
Software No.: 89663-47770-   
Software Upgrade No.: 34777000
Software No.: 89663-47131-   
Software Upgrade No.: 34713100
GR仕様でないユニットNoは
Software No.: 89663-47270-A   
Software Upgrade No.: 34727000
が確認されています。データ構成が大きく異なりDBW・要求トルク・燃料MAPすべてがGR専用データとして構成されています。差別化の一貫なのかチェックサムプログラムまでも専用仕様になっていました。
GR仕様を含め通常の変更箇所からVVT-iを大きく変更しています。変更のコンセプトは環境性能を維持しながらパフォーマンスも両立すると言った内容です。要求トルクMAPと整合性を見ながらになりますから中々大変な作業です。


ベースタイミングMAPです。やはりレギュラーガソリン仕様ですから妥当な値なのかも知れません。ただ、クルージング時のタイミングは修正する価値はあります。


燃料関連のMAPです。燃料関連は低燃費が売りですからMAPの構成も他のエンジンとは全く異なる考え方で構成されています。今までのような吸入空気量・回転数に対しどれだけインジェクターを開閉するするかと言った単純な考え方ではなく。ラムダからの結果を目標空燃比とリアルタイムで考え吸入空気量だけではなく水温に対しての補正を考慮したMAPになっています。




スロットルコントロールMAPですが16bitで数面あるのですが実は隠れMAP?なのか8bitMAP構成もあります。メインは8bit構成のMAPで他のエンジンにはこのMAPはありません。TOYOTAのデータはユニットNoやエンジン単位で大きく異なるのでパターン読みが出来ません。




1/30/2018

MBーA45シャシダイデータ

後期型A45です。資料提供頂いたユーザー及びスーパーオートバックス東京ベイ東雲様には感謝です。車両仕様はRESULT MAGIC+フロントパイプ+ラムエアシステムのクリーナーです。以前にもシャシダイ取りを行っていますが仕様が変わったのでそのパーツの費用対効果も含めてチェックしました。




ラムエアは走行風による恩恵が大きいので一概にシャシダイデータだけで費用対効果が薄いとは言えません。フロントパイプの交換によるメリットはトルクの立ち上がりが早くなりフラットトルクの特性が大きくなることではないでしょうか。

A45を同時期に3台シャシダイに掛け多面的に考察してみました。皆さん共通していることはVersionVSのデータによりトルクの立ち上がりが異様なくらい早くなり2.0Lとは思えないくらいのトルク数値をたたき出していることです。この結果が直噴ターボの手本となるのではないでしょうか。
皆さんシャシダイ後に自己診断でエラーをチェックしましたが3台ともエンジン、ミッションとも一切エラーは出ていませんでした。優秀なユニットです。

MBーA45シャシダイデータ

RESULT MAGICのみの施工された後期型のA45です。資料提供頂いたユーザー及びスーパーオートバックス東京ベイ東雲様には感謝です。ユーザーはこの結果に満足頂きました。




前期後期の違いはデータの違いが大きいですが最大パワーよりもトルクの立ち上がりが大きく異なっています。パフォーマンスだけで前期後期どちらが良いとは言えません
。皆さんで考察してみて下さい。

MBーGLA45シャシダイデータ

初期型のGLA45のデータです。資料提供頂いたユーザー及びスーパーオートバックス東京ベイ東雲様には感謝です。
車両仕様はECUのみRESULT MAGICでそれ以外はオリジナルです。




ユニットのみでこのパフォーマンスが出ます。当然乗り味もオリジナルの不満が解消され燃費にも貢献します。このトルクの立ち上がりはRESULT MAGICしか結果が出せません。

BRGレガシィアイサイト無しVersionVS完成

お待たせいたしました。レガシィBRGのVersionVSが完成しました!全く点火や燃料MAPに変更を加えずこの結果は驚愕です。アイサイト無しのデータは一定の変更を加えるとエマージェンシーに入りアイサイト付きのようにパフォーマンスを上げることは困難でしたが今回はアイサイト付き車とは違うアプローチでデータを作り上げました。結果は評価を頂いて言えるアイサイト付きと肩を並べられるくらいまでパフォーマンスがアップできました。当然、タイマーエマージェンシーも入りません。
アイサイト付き同様体感できますのでお問い合わせ頂ければと思います。

USE20ーISFシャシダイデータ

ISFでシャシダイデータを公開したのは当社が初めてではないですか?今まではメーカー系のECUしかなかったためそのデータに公開するだけの価値がなかったのかも知れません。
2UR-GSEエンジンは以前にも記しましたがBMWのE92ーM3をターゲットにしYAMAHAが作り上げたエンジンですがECUマネジメントにより本来のポテンシャルを引き出さず普通の5.0L大排気量コンフォートエンジンに仕上がっています。
コンセプトの「スポーツF」という考え方は販売までに至る過程で消滅したような気がします。
ちゃんとしたECUでセッティングすればISFは「スポーツF」の称号とともにM3に引けをとらないいやそれ以上の素晴らしい車になります。大排気量NAで輸入車にも引けをとらない車種をお探しであればISFは期待に応えてくれます。
まずはメーカー諸元ですが
原動機型式2UR-GSE
気筒配列V型8気筒
排気量4968cc
圧縮比11.8
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力423PS(311kW 417HP)/6600rpm
最大トルク51.5kgm(505Nm)/5200rpm
使用燃料ハイオクガソリン
JC08燃費8.1km/L (19.1mpg)
10・15燃費(19.3mpg)
100km燃費12.3L/100km
皆さんもご存じだと思いますがメーカー諸元のデータは私たちがシャシダイでかけるとだいたい1割くらいダウンになります。それを考慮頂き今回のデータを考察してみて下さい。ご協力頂いたユーザー及びスーパーオートバックス東京ベイ東雲様には感謝です。




レスポンスや走行パフォーマンスは過去ブログを見て頂ければと思います。
RESULT MAGICでYAMAHAエンジンは覚醒し凄く楽しい車になることは間違いないです。

1/22/2018

今週のイベント

2018年度のイベントが始まりました。今週末1/27・28はスーパーオートバックス東京ベイ東雲です。すでにご予約いただいておられるユーザーには感謝です。
昨年同様、輸入車から国産まで幅広く体感できますのでご参加ください。

新車種:スズキ-スイフトスポーツ(ZC33S)・ターボRS(ZC13S)
    スバル-VersionVSの高性能バージョンを是非ともこの機会に体感して下さい。
FA20DIT搭載のフォレスタ・レガシィ・レヴォーグ・WRX S4



1/16/2018

TOYOTA GRマークX

GRは特別な品番管理がなされ通常であれば89661-22B31-7702等で管理されるのですがGRは89661-22A40という部番一つになります。問題は通常のマークXやモデリスタのS/Cを含めベース基板やMPUは共通なのですがチェックサムの処理が異なり差別化がされています。故にメーカー系のチューニングメーカーはこの情報がメーカーから提供されていないため当社みたいに独自で解析しているところでないとチューニングECUとして製作できません。
データについてはM/T仕様と言うこともありDBWのMAPはほぼ作り替えになります。それに併せ要求トルクMAPもアクセに対しリニアにトルクが追従するように作り替えを行います。エンストしない、ギアチェンジ時のトルクダウンによるクラッチを切ったときの「がくっ」がなくなり1-3-5シフトや2-4-6が低速低負荷で行えるようになる。当然中域、高回転域もREVまでしっかりパワーが付いてくる。ちゃんとデータ作りが出来ればニッサンのV6NAや輸入車のV6に決して引けをとらない仕上がりになります。この車輌が生産中止になったのはユニットが出来るようになったからこそ思うのですが凄く残念です。
92系のM3までは手が届かないし維持費も考慮しなければと考えるのであればGRマークXはIS-Fの次に購入の対象になると思います。
2GR-FSEエンジンもECUチューニングで覚醒しますよ。
ここでクイズです!(と言うほどでもないですが・・)スピードリミッタの値を436Kmにデータ変更を行っています。何故436Kmという数値なのでしょう?

1/12/2018

TOYOTAGRプリウス

既存プリウスとパF-マンスに差があるの?調べてみました。まずはVVT-iのデータですが全く違いはありません。データも環境性能(ハイブリッドですから仕方ないですが)方向で大きく変更すれば燃費向上や高回転でのパフォーマンスアップは狙えます。




次に基本点火MAPですがこれも全く変更無しです。点火時期気は基本とリクエスト点火というMAP構成ですがこれも全く変化ありません。


要求トルクMAP(乗り味)も同じです。エンジン側だけで見ればコマーシャルのようなドリフトイメージから想像できるパフォーマンスアップがG'z仕様にあるとは思えません。


GRはあくまでもデザインブランドとして購入すると言うことがデータで判断できます。GRは格好いいのは間違いないです。





1/07/2018

新年のご挨拶

旧年中は皆様にご指示いただき有り難う御座いました。。本年も新車種の開発をはじめ新製品の開発に努めますのでご支援頂ければ幸いです。

おかげさまで年末にリリースしたデュアルセンターパイプが好評でこの月は生産が追いつかない状況になっています。すでに装着頂いたユーザーにはトルクの大きな変化に高評価を得ています。興味のある方はご相談下さい。
対象車種
フォレスタ
レガシィ
B-4
レヴォーグ
WRX S4
上記の2.0LDITターボ車

https://resultmagic.blogspot.jp/2017/11/wrx-s4.html