R32・33・34エアフロは共通ですが近々ニッサンが部品供給を終了しエアフロ破損時は中古品を装着するしかなくなりました。当然、まだまだ現存している32~34GTRは多く今後エアフロが破損すると中古品も年々少なくなり修理対応に困ります。そこでR35GTRのエアフロを使用して行うのですが当然エアフロの出力特性が違いそのまま加工装着してもパフォーマンスは得られませんし形状も異なるためアッセンブラでは装着出来ません。そこでR35GTRのエアフロは分解出来ますからR32~34GTRの本体と同型上のエアフロを装着する筐体を製作しエアフロを移植するのです。これでエアフロが破損しても今後維持をするのも安心です。ただ問題はオリジナルのROM内データでは普通では無くなります。ROMデータを変更しないと普通には使えませんしパフォーマンスも得られません。まずはVQMAPを作成します。吸入時の出力特性が違いますからVQMAPは一からの作成です。VQMAPが完成したらインジェクター係数で基本噴射量を決定します。後は使用するインジェクターによって霧効噴射時間を決定し水温補正データとの整合性を取ります。文書にすると簡単ですが実際は中々時間のかかる作業です。この発想で行えばシルビア等もエアフロが生産中止状態でも互換使用出来ます。アダプターは60mmと80mmがありますからチューニングの度合いに合わせてチョイス出来ます。
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