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2/02/2012

ブローオフバルブについて

ブローオフバルブについては2種類あります。俗に言うピストンタイプとバルブタイプです。それぞれメリットデメリットがあります。
バルブタイプメリット・デメリット
1)低コスト。--純正の大半がバルブタイプです。
2)メンテナンスフリー
3)高ブースト時に安定しない。
4)高ブースト仕様にするとアクセルオフ時に残圧が抜けない。
5)ブーストの立ち上がり時にブーストが安定しない
ピストンタイプメリット・デメリット
1)高ブースト時にブーストが安定する
2)ブーストの立ち上がりが早くなる。
3)スプリング圧を高めなくても確実に閉まり確実に開く
4)構造上コスト高になる。
5)メンテナンスが必要になる。
上記のことからブローオフはピストンタイプが良いのです。ただメンテナンスが伴いますが頻繁なメンテナンスではないです。純正バルブに穴をふさいであるメーカーがありますがあれはかえって最高ブースト時にバルブが開き安定しません。ロガーで取るとよくわかります。あとブローオフは大気解放タイプはNGです。近々のECUはインマニ内の圧を見てますから大気解放にすると車種によってはエンジンのチェックランプが点灯しエマージェンシーモードになります。併せて、バックタービンを抑えエアフロが誤動作しないようにしています。当社がピストンタイプを薦めるのは以上の理由です。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>上記のことからブローオフはバルブタイプが良いのです。

ピストンの誤記ですよね!? 毎度勉強になります!