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5/30/2018

サムコサクションパイプの弊害

先日の話です。WRX S-4ユーザーで、あるメーカーでECUチューニングを行ったが調子が悪く、パワー感も感じない。自分なりに考えるとブーストがあっていない。そのことを先方に言うと「当社はブーストを上げずにパワーを上げている。」同乗にて確認させたが「こんなもの」と言いきられる。納得はいかないものの言っても仕方ないとあきらめる。そんな時、当社のイベントで当社に書き換えの依頼があったがセキュリティーの問題で書き換えできず初めにインストールした先でオリジナルに戻してもらい当社で施工する。
同乗で試乗に行くが「遅い!」当社のデータでこの遅さはありえない。ブーストを確認すると1.2~1.3Kで振れている。間違いなくブーストがどこかで漏れている。
試乗後、車両をチェックすると多数部品が変わっている。まずはブーストの立ち上がりが悪いのでインタークーラーを元に戻す。ブーストは先ほどと変わらないものの立ち上がりが早い。インタークーラーとのマッチングが取れていない。次にサクションパイプをチェックすると予想通り寸足らず状態でインタークーラー側は止まっているがタービン側はクランプがしっかり止められる状態ではなく、圧がある一定以上上がると抜ける状態にあった。サクションもノーマルに戻し試乗に行くとこれがVersionVSと言う結果になる。ユーザーもやっとまともな状態になったと喜んで頂く。
問題は3つあります。一つ目は初回にインストールしたメーカーがこの問題に気がつかないと言うこと。要するに自分のデータの結果がわかっていないにもかかわらず言い含めるために適当なことを並べているだけ。自分が作ったデータならこの遅さはわかるはずだし、何が問題なのかを調べるはず。わからないとしたらまったく自分のデータを理解せず早い遅い、楽しくなったと言った事がわからない感性のないチューナーという事になる。素人よりひどいかも知れない。
二つ目はサクションパイプを販売しているメーカーです。この問題は良く聞く話で寸足らずであることをわかっているのかわかっていないのか前者なら確信犯になる。問題が発生してもこれを装着したユーザーの自己責任にすることはおかしい。
三つ目はこの問題を当社が見つけられなければこのユーザーは大金を払ってノーマルより遅いS-4に乗り続けていた事になる。ユーザーはメーカーを信じて購入頂いています。売りっぱなしで売ってるだけ、何の確認もせずとりつけているだけ。泣きを見るのはユーザーであり自己責任という言葉で処理される。ユーザーも気づいて欲しいが少なくとも私は自分が作ったデータで施工車輌がどれくらいの変化が起こるかは理解できる感性はあります。
DMEチューニングで車は楽しくなります。論理的でまともな製品は車を楽しくしてくれます。お金をかけて楽しくなければ何か問題があります。一つ一つのパーツがまともなのか!きちんと取り付けてあるのか!再度確認して下さい。

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