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9/09/2014

EVOⅩデータ

先日のイベントでEVOⅩのバージョンアップを要望されVersionSPLを作り試乗頂く。前回のデータはマイナー前のSST車輌と言うこともありブーストをオリジナルのままで作成したデータでそれはそれで十分納得出来て楽しいEVOⅩになったのだがやはり慣れから物足りなくなり過激な仕様を要望され今回はECU内でブーストを上げ要求トルクを大幅に変更!試乗後は低回転の変化は大きくなかったが中間に入る前から高回転までよりフラットではあるが爆発的な加速感に変化したとご納得頂きOK頂く。併せて、空ふかしから走行時の全回転で音質がレーシングサウンドに変化し回すことの楽しみもプラスされたとのこと。
SST車輌を製作する際はドッカンターボ車輌にしてしまうとSSTに大きくリスクがありブースト圧もM/Tより押さえた仕様になる。しかし、トルクフラットで製作するとSSTのリスクなくつながりがオリジナル状態よりもレスポンスが良くなり結果SSTの保護にもなります。M/Tのセッティングを行ってシフトのたびに「ガクッ」というトルクダウンを超すようなセッティングを行っているデータはSSTをセッティングするとSSTのリスクに繋がるセッティングになるのです。いつも記していますが現行車種はAT・CVT・SSTユニットがエンジンECUのデータでトルクシミュレーションを行ってその結果によってシフトをしていると言うことを頭に入れてデータ作りを行わないといけないのです。セッティングをお願いしてこのことをお話ししないECUメーカーは駄目データですから注意です!!

MIVECのインテーク側のデータです。


MIVECのエキゾースト側のデータです。MIVECのデータ変更による恩恵はありますが上記の結果が得られるのであればあえて整合性の取れているオリジナルを崩す必要はありません。タービンやカム変更時には見直しは必須になります。


ハイオクタン時の点火MAPです。踏み始めの点火は問題ないですが中間から特に高回転時の点火が低すぎますのでミツビシは点火時期の変更は行います。


ハイオクタン時の燃料MAPです。中間から高回転時の空燃比が濃いように思えますがアルミブロックで燃焼温度の高いコンパクトな燃焼室を持った4B11は基本絞る方向でパフォーマンスを上げるべきではないです。併せて、多少のブーストアップであればオリジナルデータで問題ありません。点火MAPはあくまでも修正で燃料はオリジナルで作り上げるべきです。


今回の大きな変更点であるブーストMAPです。MAP面は関連を含め26カ所前後変更する必要があります。


最も重要なMAPです。トルクリミッターですがDBWと整合性を取り複数面ありますから全MAPを大きく変更します。


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