GLA CLASS X154 / GLA200 1.6L 16V TURBOでDMEはMED17.7.2になります。このDMEは共通DMEでシリーズすべてに採用されています。
GLA200は400cc排気量が多いのですがGLA180とのパワー差が89Psはハイオク仕様なのにいかにGLA180がecoを意識した仕様なのかが覗えます。
車両重量1480Kgで下記のパフォーマンスでは少々物足りないです。併せてecoを凄く意識した仕様ですからGLA200に比べDBW、要求トルクに対する制限がきついです。
最高出力(kW[PS]/rpm) | 90[122]/5000 |
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最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 200[20.4]/1250 |
GLA200は400cc排気量が多いのですがGLA180とのパワー差が89Psはハイオク仕様なのにいかにGLA180がecoを意識した仕様なのかが覗えます。
最高出力(kW[PS]/rpm) | 155[211]/5500 |
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最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 350[35.7]/1200 |
データはecoをより意識しながらもパフォーマンスとの両立を達成するために加速特性や要求トルクMAPを全面的に作り替えます。車重がCクラスより軽いのでパフォーマンスアップにより同一の考え方で作り上げたCクラスのチューニングよりもecoになります。
点火時期MAPです。車輌はハイオク仕様ですがブーストを上げない仕様であればレギュラーでも問題なく使用出来る点火時期です。ハイオクでブースアップを行いますのでタービンの排気温度対策で少し修正します。データは何故か64面ありすべてを変更することになります。
点火時期のノックリタードに関するデータです。MBの場合はノック処理は最終リタード処理になります。
DBWマップです。各セレクターごとにデータがあります。変更にはA45・GLA45・CLA45以上に大きく変更します。
ブーストの制御MAPです。ecoエンジンですから最大ブーストは上げますがそれよりも低中速域のブーストの立ち上がりを重視し変更します。
要求トルクMAPです。複数面有り整合性を取りながら大きく変更します。
スピードリミッターです。MB定番の係数で処理されています。変更後は300Kmの設定にしてあります。
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