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2/23/2016

PEUGEOT208 / 1.6L 16V GTi

エンジンはMiniに搭載されている1.6Lターボエンジンでミッションは6M/Tを搭載されています。DSを含め近々のフランスハイパワーモデル車は共通エンジンになってます。

DMEはこれもMiniに搭載されているBOSCH製DMEでMEVD17.4.2になります。データパターンはMini・DSと共通ですが内部のデータはメーカーごとに変化が見られます。



ユニットにプジョーとともにシトロエンのブランドマークが印刷されています。





次に変更点の内容です。

ブーストマップです。このデータはひどいですね。最大値が1750rpmに設定されている意味が理解できません。特に実用域である2500~4000rpmまでは???の値です。このデータは修正のやりがいがあります。修正内容を公開したのですがおばかな他社メーカーに見せる必要はないのでやめときます。当社に来店頂ければお見せします。


 点火時期MAPです。点火時期MAPはMini・DSともほぼ同じデータです。


燃料MAPです。最大ブーストを大きく変更しない限り見直す必要はありません。


要求トルクMAPです。MEVD174.2はDBWのデータに特徴があり整合性、マッチングを取るのはそこそこ大変です。

スピードリミッター兼REVになります。REVでスピードリミッターを決定してます。昔のシルビア・ガゼールもREVでスピードリミッターを設定していました。


通常のREVです。REVを変更するには数カ所にわたり変更します。


オリジナルDMEのレスポンスです。常にアクセルに対し遅れています。もっさりとした動きでトルクの立ち上がりも実用に耐えない状態です。アイドルクリーピングでスタートできず、スタート時はあおりまくらないと回転は上がらずクラッチを切るタイミングを少しでも間違うとエンストしたりぎくしゃくしてしまう。せっかくM/T車を購入して楽しもうとしたのにストレスしか感じられないことにげっそりでした。



施工後です。アクセルに対しオリジナルのようなもっさり感が無くなりました。エンジンの音質も大きく変化しざわつきやトルク抜けのような音質からは抜け出せています。試乗内容はアイドルクリーピングでの発進も出来るようになりシフト変更後にクラッチを切ったときに毎度発生していたがくっとというトルクダウンによるぎくしゃくもなくなり1-3-5速というシフトが余裕で出来、6速1200rpmで走行していてもしゃくりがでなくなっているとのこと。中間から高回転はブーストMAPを徹底的に作り込んだためその結果通り踏み込めば踏み込むほど恐怖感を感じるくらいのパフォーマンスアップを得られているとのこと。これが本来のプジョー208であることは間違いなく楽しいM/T車になって○です。


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