少し前に施工した輸入車のお話しです。昨日電話があり高回転は凄く良くなった。低・中域からのつながりもよくなり高評価ですがもう少し低域から中域のトルクを伸ばして欲しいとの依頼です。この車輌は施工時すでにマフラーやエキマニが変更されておりその製品で全くパフォーマンスが上がらないばかりかパフォーマンスダウンした車輌で某メーカーでそれを補うためにDMEをチューニングしたのですが全く変化無く読み出すと全くノーマルであったというお粗末さでベースとしてでたらめの車輌でした。ベース車輌がパフォーマンスダウンした車輌で当社のDMEデータで良くなってそれ以上に望むならまずはできの悪いエキマニとマフラーをオリジナルに戻すことが先決ではないでしょうか?何十馬力も落ちた車輌をいくらセッティングしてもオリジナルより大きくパフォーマンスアップは不可能です。輸入車の市販マフラーやエキマニはろくでもない物が多いです。エキマニで100PsダウンしたSL63なども当時エキマニで100Psダウンしていることがわからずオリジナルのエキマニに戻して当社のDMEデータでオリジナルパワーより37Ps上がった事例もあります。パフォーマンスを上げるためにはクオリティーの高いパーツ選びが必要です。マフラーのデザインも大切ですがマフラーはパフォーマンスを上げる物です。吸気、燃焼、排気のバランスが伴わないパーツは選択すべきではないです!業界には有名不良品がたくさんあります。でも無印良品もたくさんあります。「楽しい車作り」には良品が必要です。
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