下の写真はBR-9NAのサクションパイプです。凄く手の込んだ形状をしていてトルク効率を考慮したパイプです。当初計画していた製品ではオリジナルとさほどパフォーマンスが得られないと判断し根本的に材質及び形状を変更することになりました。クリアランスは大きく取れるので純正よりも容量は間違いなく稼げます。ただ、純正は流速を落とさないためにパイプがそのまま入っていますからタンク状態のままで製作してもオリジナルよりトルクダウンが考えられます。対策としてはスロットルに対し整流化するようにスロットルの入り口にエアファンネルを装着し、尚且つタンク内でエアーを乱流化するために少し形状をいびつにします。RB26DETTのサージタンクを想像して頂ければわかります。あのいびつさはクラッチのオイルタンクの逃げとともに乱流化させ6番シリンダーに過大エアーが入らないようにしてあります。当然EJ25Eは1スロットルですから構造的に違うのですがエアファンネルから入るエアーが均等に入る必要性はあります。再度設計を見直し6月頃に製作予定です。
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