BRGレガシィ&WRX S-4にJpTurboを取り付けました。非常に手強いタービンで取り付けも簡単には装着出来ません。ポン付けと思って装着を始めると大変なことになります。大容量タービンに交換すればセッティングは必要というのが当たり前ですが、直噴エンジンのECUはブースト値とラムダセンサーからのフィードバックによるデータで目標空燃比補正を行いますからブーストアップデータがまともに出来ていれば昔のように「大容量タービンのため現車あわせセッティング!」を唱えなくてもリスクなくノーマルタービンでセッティングされたデータ(オリジナルデータでも)で使用出来ます。事実、当社のハイフロタービンはオリジナルからRESULT MAGIC VersionVS+αまで使用出来ます。
話をJpTurboに戻しますがこのタービンは取り付けも大変ですが、タービンのセッティングも必要で尚且つオリジナルデータでは全くパフォーマンスは発揮しません。このタービンを装着するには相当高いレベルで作られたECUデータでないと「神タービン」になれず「カスタービン」になる可能性があります。機械的にも大幅な改良が必要ですしセッティングデータもタービンの特性を理解して製作する必要があります。現在のエンジン特性を考えると大容量タービンであっても低回転からブーストが立ち上がらなければなりません。このタービン下からびんびん回るといった特性を持ったハイフロタービンという考え方ではないようです。故に下からびんびん回すためには排圧がポイントになります。排圧をより低回転から高めるにはエンジンのトルク特性の見直しが重要なファクターです。タービンの特性がわかれば机上で下からびんびん回るデータは作り上げられます。
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