全盛期には相当数製作したユニットです。久々の加工なので作業工程を公開します。
・まずはオリジナルユニットの中身です。シールが貼ってあるチップがメインのCPUです。
・まずはオリジナルユニットの中身です。シールが貼ってあるチップがメインのCPUです。
・装着する基板です。この基板を使用してCPU内にあるROMを外部モードにします。CPUがワンタイム品ですから自由度がないのでEPROM化してローコストで何度でもデータ作りが出来ます。データをインストールしたROMが乗っているのがわかります。オリジナルのCPUは基板裏側に装着します。上の四角いCPUは外部ROM化するためのチップです。ROMのデータは暗号化されています。
・次にオリジナルのチップを外します。
・外した後のオリジナルのECUです。接触不良が出ないようにチップを綺麗にします。使用されているECUはミツビシの7790シリーズです。
・次に装着基板裏に付いている通称「下駄」を基板に装着します。これが中々熟練がいる作業で気を抜くと大変なことになります。茶色の四角いとことにオリジナルのECUを装着します。
・「下駄」をユニットのECUを外したとことに装着した後の写真です。冬場はしっかりハンダしないとクラックの原因になります。
・「下駄」の上に基板を装着し振動で基板が動かないようにホットボンドで固定します。ホットボンドも数種類ありますが高温度対応の物を使用します。特にユニットが縦に装着されるタイプはしっかり止めないと基板が動き接触不良が起こり最悪エンジン停止に陥ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿