車輌はW203メルセデスC200 1.8Lのーパーチャージャーです。DMEはSIEMENS SIM4LKEになります。このタイプはOBDから作業が出来て読み込みは2分、書き込みは7分程度の作業です。データはブロック化され同一MAPが複数にわたってあります。シーメンスのユニットですがデータはボッシュデータを継承しており点火マップの係数値も同一値になります。係数処理をすればずばりの数値で変更出来ます。但し、ボッシュデータ同様あるビット数以上入力するとリタードされる仕組みも継承してます。オーナーの不満はこのクラス特有のアクセルに対しリニアに車が挙動しない、車重から考えれば161Psの非力さを指摘されていました。スーパーチャージャー車ですからプーリー変更によるパワーアップもありますが車輌がすでに10万Kmを超えそこまでのチューニングは考えていないとのことでDMEによるパフォーマンスアップを行いました。結果はDMEでこれほどの変化があるのかとびっくりされたみたいで今までの不満が全て解消されたようです。(コメントは息子さんからでした。)まずはオリジナル状態できちんとDMEでパフォーマンスを上げその後にプーリー変更によるパフォーマンス狙いを行うことが重要です。風邪を引いた状態のエンジンでプーリーだけ変更するようなチューニングはリスクを伴ったチューニングになりますよ。
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