これはあるメーカーのECUデータを変更するための定義ファイルです。ノーマルデータを読み込みパソコンで専用ソフトを立ち上げ読み込むと定義ファイルが現れ簡単に定義ファイル分は変更出来ます。定義ファイルは係数処理もされていてデータ作成時に有効です。確かにデータを見ても係数がわからない限り変更基準がわからないのでその係数が処理をされた中で変更出来ることは大きな知識やスキルが無くてもチューニングデータを作ることが可能になります。しかし画一化された定義ファイルのみの変更になりますから何処のショップで書き換えても同じ仕様、同じパフォーマンスしか得られません。それなりのデータであればいいですが例えばインジェクターを交換するチューニングレベルまでくると対応出来ません。では横並びのパフォーマンスは嫌だというユーザーは定義ファイル以外の変更をする必要があります。しかし、オリジナルデータでない限りこの定義ファイルは現れないのでデータを一部改変する一工夫がいります。ちなみに当社のデータは燃料や点火、ブーストを変更しないでパフォーマンスを上げていますからこの定義ファイルは必要ないです。
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