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6/20/2012

おかしな話し

昨日あるショップからminiR53のセッティング依頼があり内容を確認すると、その車輌はあるメーカーでECUの施工を行ったがまあまあパフォーマンスがあがったので良いとしたがしばらく使用しているとチェックランプが点灯しそのメーカーに問い合わせると「チェックランプを消すことは出来るが今よりもパフォーマンスが落ちるから了承してください。」と言われたとのこと。確かにチェックランクは消えたがパフォーマンスがダウン!何故チェックランプが点灯したのかも明確ではなく・・・この話みなさんはどう思いますか?
これが輸入車のECUを書き換えるメーカーの実態です。
miniはパフォーマンスを上げると過渡特性や燃料MAPを最適な状態にしておかないとO2センサーやラムダセンサーにダメージを与えチェックランプが点灯します。そのまま走行しているとセンサーが破損にもつながります。逆に言えばパフォーマンスが上がったのなら上記データをしっかり作り込めばいいのです。決してノーマルに戻すことではないのです。このメーカーで施工したユーザーからチェックランプの問題は良く耳にします。理解無く施工しているのでしょう。
当社も240PsオーバーのR53を作りましたが確かにO2の問題でチェックランプが点灯した時期もありましたが過渡特性や燃料MAPを修正してパフォーマンスを落とすことなくチェックランプは点灯しないデータを作り上げました。
当社が真剣に輸入車を始めたきっかけはR53miniのECU書き換え依頼を受け当時あるメーカーに3回書き換えさせてもオリジナルより変化が無く4回目はエンジンがぶっ壊れてもいいからパフォーマンスを上げてくれと言ったのに車輌を持ち帰って出来上がったデータはオリジナルよりも遅い車に出来上がっていました。その頃当社ではR53の書き換えが出来たので中身を見てみるとただ燃料が濃いだけのデータで業者にもそれを見せて追求するがデータを海外で作成しているメーカーなので入れ込んだ業者は逃げるだけでした。
みなさん!チェックランプを消してもパフォーマンスは下がりません。そのメーカーのスキルに問題があることを考えた方が良いです。

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