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1/29/2016

レヴォーグの1ヶ月インプレッション報告頂きました。

毎々有り難う御座います。スバル関連のユーザーですからこの内容には嘘はないです。金をもらって作られたインプレッションではありません。

「社長、ありがとうございます。

スバルの○○です。
リザルトマジックをインストール後、1ヶ月が経過したのでレポートします。
画像を添付したのでご覧下さい。
表示はアベレージでの燃費ですが、特にエコ運転もせず約700Kmを走った燃費です。
季節柄スタッドレスタイヤを履いての燃費としては優秀なアベレージですよ。
まだiモードしか使わず生活してますが、Sモード以上が必要無いくらいのパフォーマンスですから、春のタイヤ履き替えまではiモードで楽しみます。
学習は完了したようで、このアベレージ燃費は高速が3割、一般国道や市街地が7割での結果です。
相変わらずのトルクフルな走りで、街中や高速での加速、再加速でもゆとりある大排気量車みたいな使用回転数で走れます。
インストール後に感じたアイドリング中の安っぽい振動も皆無で、完全燃焼と言うより、完全に制御された点火がコントロールされてるからこのエンジンが活きるって感じがします。
過去、様々な車を乗り継いで来ましたが、体感的にトルクは50キロ台に届くような感触があります。
列島を覆った寒波の中でも1発始動で快適に走るリザルトマジック、まさにマジックですよ。
次なるバージョンアップにも期待してますので、更なるバージョンを待ってます。
まずは1ヶ月後のレポートでした。」

 これだけの評価に値する製品を装着されていますか?DBWだけを変更したオリジナルよりレスポンスの悪いデータをインストールされていませんか?点火も燃料も変更しないでこの実数値は皆さん得られてますか?「冷静に良いユニットとは・・・」「今インストールしているデータが費用対効果が本当にあるのか?」を考える参考にして下さい。このスバル関連のユーザーが言ってました。回りに数人何メーカーかのインストールされた同レヴォーグを試乗したことがあるがこれで金を取るのか・・メーカーとしてエンジンに不都合が出なければいいけれど・・・と思わせる感じがあるとのことでした。


1/28/2016

BMW F80-M3

DMEチューニングのために入庫しました。奥には33GTRがメンテナンスのために入庫しています。F80M3になってエンジンが6気筒に戻りツインターボになっています。まったくGTRと同じようですがエンジン及びタービンすべてが別物です。RB26DETTはオリジナルパワーが280PsでM3はオリジナルで424Psです。パワーはRB26DETTもオリジナルインジェクターのブーストアップで440Psはたたき出しましたからさほどではないですがそれからのパフォーマンスアップにはエンジン内部やタービン・補機類の変更がないと600Ps、700Ps仕様はそれなりのコストが掛かりました。F80M3で特筆されるのは高圧縮ターボによるチューニングのリスク回避のためにエンジンブロックがマグネシウム合金を使用しリブも計算し尽くされた状態で補強されています。ヘッド回りもシングルターボの6気筒とは全くの別物です。F80M3もOBDからの作業は出来ないのでユニットをばらすのですが水冷のインタークーラーが装着されているためにユニットにたどり着くまでが大変です。ユニットが外れたらユニット加工の作業風景をまた掲載します。





1/18/2016

ロータスExigeV6データ

ユニットはEFI-T6EでマイコンはモトローラのMPS5534という数世代前のマイコンを使用。データもびっくりするぐらい簡素でエンジン制御データと言えるデータはR32GTRの8bitデータよりも少ない。データ構成も完全8bitで今のデータを見慣れている者としては冷静に考えればこのシンプルさでいいはずがこれほどシンプルで良いのとかえって疑問を持ってしまう。MAPサイズも点火MAP以外は16x16構成でデータに係数処理はされていない。
エンジンはエスティマに搭載されていた2GR-FEのV6にスーパーチャージャーを搭載しヘッドチューニングされていると言われているがREVが7000rpmだとするとバルブスプリングのみの変更くらいかと思う。
オリジナルは他車同様アクセルに対しトルクの立ち上がりが遅くもっさり感を強く感じる。せっかくのM/T車なのにもったいない。
変更箇所は燃料MAPはオリジナルで点火MAPは修正程度にしVVT-iのINを大幅に変更しEXはオリジナルのままで設定。後はDBWの修正、要求トルクMAPの大幅変更でM/Tを満喫できる仕様になる。


VVT-iデータは環境性能を重視しスポーツ思考のデータではありません。
IN側のVVT-iマップです。


EX側のVVT-iマップです。


点火時期MAPです。複数面有りVVT-i前後で切り替わっています。ホンダV-TECもV-TEC前後で燃料、点火MAPが切り替わります。


燃料MAPも複数面有り点火MAP同様にVVT-i前後で切り替わっています。


内緒のMAPです。このデータを大きく変更すると・・・・


追記:ファンコントロール温度が少し高いように思います。リアエンジン・フロントラジエターで考えるならサーキット仕様や高負荷仕様でのシチュエーションの利用頻度が高い場合はデータを5度~7度くらいオリジナルより低いポイントで電動ファンを作動させた方が良いと思います。 --オリジナルのコントロール温度やアドレスのパラメーターは理解できていますので変更可能です。


ニッサンノート

マイコンが7058の変更に伴いデータも同E11でありながら容量が倍に変更される。
エンジン制御データには大きく変更が無くあくまでもマイコン変更によるデータ変更と判断しています。
 変更箇所はレギュラーガソリンということもあり点火や燃料MAPには一切変更せず要求トルクMAPやDBWMAPを大幅に変更。オーナー同乗で試乗後のオーナー感想は「NAのレギュラーガソリン仕様がこれほどまでに楽しく大幅な変化があるとは!期待以上の結果です。」 と評価を頂きました。オーナーの勤務先が自動車関連らしくファミリーカーのチューニングに懐疑的、不安であったが完全に払拭されたとのこと。






1/08/2016

トヨタ拡張MAP

 昨日に引き続き今日はトヨタの拡張MAPです。トヨタの場合拡張MAPデータを作り上げると非常に楽なのは回転数及びTP格子の割り付けを自動的に行ってくれることです。ニッサンの場合はTP格子は人為的に割り付け回転軸は拡張できなかったため8000÷16=500rpm単位は固定でした。トヨタの場合縦軸が圧力センサー格子になり横軸が回転数になります。拡張MAPを作り上げたのは当時高過給制御の際に1JZ・2JZのターボ用圧力センサーが1.2kまでしか感知できず3SGTターボの圧力センサーが1.5kまで感知出来たのでそれを利用し縦軸の拡張を11から15に広げ、横軸はトヨタのイグナイターが6,800rtpm以上は失火が発生し出すのであまり大きく広げても意味はないが19(8,000÷19=421rpm)から21(8,000÷21=380rpm2JZGTEの0-400仕様は25まで拡張そ320rpm制御にしてました。)に変更。当時からDENSOユニットはニッサンに比べ非常に優秀で細かな修正がいらないためセッティングが決まりやすくリスクもほぼ皆無と言えたプログラムでした。
拡張MAPは当社がプログラムを販売配布し煮詰めたショップは当時武勇伝を蓄積していました。


1/07/2016

R32GTR拡張マップ


R32GTRのチューニングが全盛期の頃に当社が他社の追従を許さないデータ作りを行おうとベースプログラムを改良し本来点火・燃料のMAP構成が16x16がオリジナルなのですがそれを両面とも20x20のアドレスを移動しTP格子とともに拡張!これによりオリジナルタービンはより現行直噴ターボ車のように低回転からNAターボのような特性に変化したりビッグタービンも難なく使用出来る特性エンジンにすることが出来ました。当時、R33GTRのユニットの方が処理能力が高いとか言ってR32GTRにR33GTRユニットを売りつけていたメーカーがあったがR33GTRの16bitは8+8bitで内部の演算は8bitでしか作動していないし点火時期リミッターポイントもR32GTRよりも低くNA領域のトルク感はR33GTRユニットは優れなかった。ニッサンは結局R32GTRしか拡張MAPが出来なかったですが当時のトヨタECUはほぼ拡張MAPが出来ました。トヨタの方が自由度も大きく圧力センサーの能力、キャパに合わせMAP作りが可能でした。次回はトヨタの拡張MAP公開します。


Bentley DME Tune


ベントレーのセッティングです。

Indicates whether the file and partial: F
Address starting partial file: 0x00000000
File size Partial: 0x00100000
Size of the entire flash: 0x00100000
Version of the parent process: 3045-1009
Brand derivation of the file: BENTLEY
Model derived from the file: CONTINENTAL GT
Type of derivation of the file: 6.0 L BITURBO
Derivation protocol file: FLASH_0197 VAG BOSCH ME7.1.1 W12 M & S
Hardware number: 0261201248
Software number: 1037377613
Data Hardware:
Data Software:
Chassis: SCBCE63W75C028419
Software version:
Replacement number:
Number Engine: 6.0L-BY-TT
Hardware Version:
Software update: 6728 07C997018


編 集風景をビデオにしてみました。このソフトは今回のデモ用で使用したソフトでボッシュ製のDMEデータは自動的にMAP検索してくれる優れものです。デー タも「Text」「2D」「3D」化がリアルに変更、編集出来るので論理的変更からイメージでの変更でも捉えられます。
デー タの変更内容はデータが高速型に振られており最大ブースト値を見てもV12でありながら6,000rpm越えでやっと最大ブーストに達するといった設定値 になっている。車重が3トンある車輌ですからもっと低回転から設定ブースト値を引き上げDBW、要求トルクデータを大きく改善すれば日本の道路環境でも車 体の大きさや車重を感じることなく軽快で重厚なベントレーに仕上がります。