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8/21/2015

BMW新型F系データ公開!

DMEがMEVD172からMEVD172Gに変更されデータの考え方も大幅に変更されています。リミッター類を含め今までの概念ではデータ作りはできない状態です。ごく一部ですがパラメーターリストも同時公開します。

パラメーターの一部です。


点火時期に関するアドレスリストです。点火時期も係数化され係数値がわからないと変更にはリスクが伴います。


燃料MAPに関するアドレスです。データは特殊な考え方で理解無しでは変更はできません。


基本パフォーマンスとして一番重要なパラメーターリストです。



ブーストに関連するロストです。ツインターボのデータとは全く異なります。


REV・スピードリミッターのリストです。スピードリミッターは解除ではなく移行になります。データは500Kmに変更しました。REVは8,000rpmに変更です。


点火時期のMAPです。計数語のデータ表記です。


燃料MAPです。


要求トルクリミッターのスケール側です。


要求トルクのMAP側です。


ブーストMAPです。


REVです。


スピードリミッターです。


パラメーターが入手できても理解できず変更方法がわからなければどうしようもありません。ぽっと出てきてコンピューター屋でございますができるデータではありません。近々のボッシュのデータのややこしさ(進化?)は国産ができるから大丈夫といったレベルではないです。併せてインマニを外してユニットを脱着しないと書き換えできなくなっていますから1発でデータを決めなくてはならいのです。

8/20/2015

BMW335iの施工

この車輌はE90系なのにF30系のユニットが搭載された車輌です。理由はDMEが本来E90に搭載されているMEVD172ではなくMEVD172Gであることです。そのためにOBDからの作業ができなくなりBOOTモードでの作業になります。ユニットの車輌からの脱着やインターフェイスからDMEへの配線量も増え施工作業は大変です。



データ量も既存の335iに比較して倍以上のデータ量があります。既存データとは全く考え方が違うのでリミッター類やパフォーマンスを上げるためのデータを探るのには大変です。






ユーザーインプレッション

BP-5レガシィF型のアイサイトクルコンを解除した後の結果を含めてインプレッション頂いたので原文のまま掲載させて頂きます。詳細にわたりインプレッションを頂いたユーザーには感謝いたします。

「レガシィBP5Ver.2のインストールをしていただきました、○○県の○○です。
その節はありがとうございました。

施工から2週間経ち、ECUの学習も落ち着いてきましたのでお礼も兼ねて、今の状況をレポートいたします。


○パフォーマンス
  ・全域でトルクアップし、パワフルになりました。
  ・特に、ノーマルで弱い3,500回転以下の領域のアップにより再加速時や高速道路の登り坂などでシフトダウンが不要になり非常にスムーズに走れるようになりました。ストレスが大幅に低減しています。
  ・吹け上がりも学習が進むにつれ鋭くなり、気持ちよく回るようになっています。

○「I」モード
  ・Sモードのデータ移植により、市街地ではほぼSモードと同等に走りやすくなりました。
  ・変速パターンは「I」なのでSより早めにシフトアップでき、燃費にも効果的です。
  ・市街地、高速とも、「使えるIモード」になりました。

○不具合、違和感
  ・まったくありません。(当然、でしょうか)

○アイサイトVer.1との連携
  ・アイサイトのリミッター速度表示が「114km」から「115km」に変更されていました。
  ・「115km」以下での動作  従来どおりでまったく変わりません
  ・「115km」以上での動作  以下のように、一部干渉が入ります
 
     ① 最初は、115km以上でも5km刻みで設定でき、アイサイト走行できます
     ② 先行車を捕捉すると、アイサイトが介入し、アクセルオフして114kmまで減速します
        (表示は①で設定した速度のままですが、実速は114kmです)
     ③ そのまま114km設定でアイサイト走行を継続します
     ④-1 そのままの状態では、前があいても再加速はせず、実速114kmのまま走行します
     ④-2 減速ボタンを数回押し、速度設定をいったん「110km」に下げることにより、①の状態に復帰し再度115km以上のアイサイト走行が可能になる少しややこしいですがこのようになります。アイサイトが先行車が補足した時点で介入が入り、クルコン走行速度を114kmに置き換えます。114kmで良いなら④-1でそのまま、再加速したいなら④-2の操作で復帰できます。おかげで、走行車線でも流れに乗ったままアイサイト走行が可能になりました。
  
以上のように、インストールによりいろんな面で気持ちよく、かつ快適に走れるようになりました。
大変感謝しております。

どうもありがとうございました。
またお世話になることもあると思いますので、その時はよろしくお願いします。」

以上がクルコンリミッターを解除したF型のアイサイトの動きです。以上をご参考にご検討下さい。


8/12/2015

MEVD17.5.5のデータ公開

ボッシュの現行仕様のTRICOREデータです。このマイコン仕様のユニットは単純には読み書きができません。充実したツールとソフトと多くのノウハウが必要です。しかしこのマイコンが理解できると世界中の乗用車からバイク・トラックに至るまでチューニングECUが製作できます。




BMW M3 Seriesデータ公開

BMW M3 E90/E92/E93
4.0L V8 32V 309Kw/414HP 
DME MSS60

データの変更内容--REV・スピードリミッター・DBW・要求トルクリミッターの解除・要求トルクMAPの変更・点火時期・吸気制限の解除・etc

REVの変更です。REVも数カ所に分かれ複数あります。BMWもMBもREVについては変更されたくないのかスピードリミッターを変更するよりも大変です。海外に依存しているメーカーのECUは変更されていない場合が多く変更しようとしても理解できていないと思います。オリジナルエンジンでREVを引き上げるのはそこまで回せるではなくオリジナルREVポイントに入ってもスロットルが閉じないので燃料カットに至らずエンジン保護になるから変更するのです。REVの引き上げはエンジン保護になるのです。但し、REVを引き上げてもパフォーマンスの上がらないECUを装着しては意味がありません。オリジナルREVまでしっかりパワーとトルクが追従してくるエンジン仕様になるECUデータをインストールした場合のみREVの引き上げは有効になるのです。


スピードリミッター値の変更です。他のBMWと違い解除ではなく数値の引き上げになります。単純な1バイト構成ではなく16bitでMAPになっています。REV同様複数あります。


DBWのMAPです。要求トルクMAPとの整合性を取り変更します。他社はスロットル全開位置のみ変更しており全く意味のない変更データが大半です。これも全く理解せず製作しています。日本の道路環境に合わせたDBWのデータがあります。90系の要求トルクMAPはM3の場合複数のMAP面になっており非常に重要なMAPです。このデータは完全な秘密ですので公開はできません。ご容赦下さい。他社は全く理解しておらずほぼオリジナルのデータです。


点火時期MAPです。BMWでは珍しく16bit構成です。当然係数処理になっており基本値が理解できていないと変更できません。オリジナルのMAPでも良いのですが踏みはじめと中間域を修正するとV8が激変します。


M3はBMWのフラグマンシップとも言える車種です。結果のでないデータをインストールすることはM3に取っては大迷惑です。M3のポテンシャルを100%引き出すデータをDMEにインストールしてあげて下さい。

8/11/2015

九州での施工車輌

今回も多彩な車種を施工しました。カーメーカーではニッサン・マツダ・ミツビシ・スバル・BMW・VW・メルセデスでエンジンで見れば直4ターボ・直4ディーゼル・直6ターボ・直4スーパーターボ・V8等です。

各車種皆さんが喜ぶ結果は出せました。その中でも自慢できるのはBMW-M3でオリジナル状態では名機と言えるV8がもっさりしたレスポンスとだらーっとしたパワーの上がり方がECUの施工によりエンジンを積み替えた?と思えるくらいにコレが名機のV8といえるびっくりするほどのレスポンス!シフトががんがん上がるパワーの盛り上がり!すべてにこれぞV8M3と言えるパフォーマンスに変化!このレスポンスとパワーに勝負できるメーカーがあるならいつでも勝負しますよ!電卓何馬力アップメーカーが言ってきたらおもしろいけどね。








インターフェイスのアップデートで・・・2

ボッシュのMED17.7シリーズがすべて対応になりました。今回は数日前のブログにも掲載しましたがA45AMGの販売が始まっています。今回の九州でも施工しました。基本当社のユーザーと同じデータをインストールして試乗に行って頂きました。当社ユーザー同様にECUでA45AMGのパフォーマンスにまだ上がりしろがあることを確認。ある輸入車メーカーでパワーアップ時の出力を電卓で算出した(360Psの10%=36Ps---すべての車種が電卓計算されています。)電卓パワーアップ製品を購入しなくて良かったとのこと。この車輌はサーキット仕様ですが確実にタイムアップすると思います。通常仕様でもアクセルに対しリニアにスムーズに車輌の動きが出たと満足です。MBのターボ車も当社は本来ブーストを上げずにパフォーマンスを上げますがA45AMGの潜在ポテンシャルを考えると今回はブーストの立ち上がりから設定ブーストまで変更しています。

次に施工したのはVWのSharanという車輌です。エンジンは1.4Lのスーパーターボですが車重が1.8tありミニバンだしスタート時の緩慢さや中間からの伸びはこんな物でしょうとあきらめていたのですが今回のECU施工で車輌が激変です!アクセルをラフな操作を行うとタイヤが空転するように変化しアクセルに対しリニアに車輌が動く!高速での変化はすばらしい物でブーストを上げていないのにターボに切り替わってからの加速はすばらしいの一言であるとのこと。併せてS/C・T/Cの切り替わり段付きもなくなりストレスが全くなくなったとのことです。もう非力なミニバンではありません。



インターフェイスのアップデートで・・・

輸入車の書き換えツールでインターフェイスを追加しソフトをアップデートしたことにより大幅に対応車種が増えました。増えたのは乗用車だけではなくバイク・トラック・ジェットスキーまでと国内ECUメーカーとしては対応車種・車種カテゴリーで一番ではないでしょうか?

ただどれだけツーが充実してもセッティングする人間が馬鹿であれば結果は出ません。異業種の人間でECUが儲かるからと安価なツールを揃えすばらしいキャッチコピーでユーザーを誘い不都合があってもユーザー車輌のせいにし責任を取らない詐欺まがいの販売をしている業者があるサイトで大きな顔をしている。不都合のあるユーザーは結局責任も取ってもらえず当社にて直しに来られる。運営しているサイトも金を払っている業者は神様扱いなのでそのメーカーの悪い書き込みがあると消し込みに掛かる詐欺の幇助を行っている。どうしようもない業界です。

体感による購入は重要だと思います。いつも言いますが目に見えない製品を購入するのです。有名メーカーだからOKと思われるユーザーはそれで良いですが本当に費用対効果があるのかに疑いがあるのであれば必ず体感させてもらうべきです。有名メーカーもいい加減でうちはロータリーで食えるからロータリー以外は手を出さないよ!といっていたメーカーが今はディーゼルのECUを販売している。ディーゼルのノウハウは一夜漬けで習得し販売??

ユニットの基本はボッシュです。ボッシュのDMEを理解せずしてDENSO・HITACHI・MITSUBISHI・OKIは理解できません。エンジンを知らなくても費用対効果の高い製品は製作できます。しかし。そのためにはボッシュのユニットの理解がないと不可能だと思います。定義ファイルソフトは横並びの金太郎飴ECUでリスクはないですがパフォーマンスもそこそこなのです。

8/04/2015

メルセデスA45AMGのパラメーター公開

前回読み出したA45AMGのパラメーターが判明しましたので公開します。まずは

ブーストMAPを変更します。図では1次元のデータになっていますが実際はMAPになっており繊細なデータ作りがされています。どのモード、すべてのシチュエーションで高回転まで安定したブーストが得られる世に変更します。


要求トルク制御です。このMAPはDBWとの相関関係で作動しています。故にDBWのデータがまともに作られていなければ単なるスロットルコントローラーを装着した仕様になります。他社メーカーのデータは高回転領域のDBWしかデータとして変更していないから全く変化がないのです。



REVの変更です。オリジナルは6750rpmで7500rpmに変更です。REVの変更は数カ所に渡りアドレスにより係数値が異なる説いた内容です。


スピードリミッターは500Kmに変更です。係数値は従来のユニットと同じ考え方でした。


トルク関連のMAPがこれだけあります。当然すべて変更しますが基本の理解がないと変更できません。


俗に言う点火MAPです。なんと12面あります。いろいろな条件で読むアドレスが異なるので修正という意味でデータの変更を行います。ボッシュの場合あるビット数以上変更すると恐ろしいほどのリタードが掛かるので変更値には細心の注意をはらいます。


今週末は九州です。

前回私の体調不良でイベントができずご迷惑をおかけしました。


8/8・9は予定通り福岡のワイズバーンでイベントを行います。すでにご予約頂いているユーザーには感謝です。

マツダ・スバル・輸入車の新型が対応になり主幅が大きくなりました。是非ともこの機会に体感頂ければと思います。