当社のAP1・AP2S2000のデータは点火や燃料MAPに変更を加えずパフォーマンスを上げています。メーカーの目標空燃比を崩さずパフォーマンスを上げていればエンジンへのダメージは経年劣化や強度問題を除けばこれほどリスクのないチューニングかと思います。皆さんにはそういった考え方でデータをインストールし評価を得ているわけですが、では他社メーカーのように点火や燃料に変更を加えるとよりパフォーマンスが上がるのでしょうか?FD2シビックの場合は可変バルタイがあるので点火や燃料に変更を加えるよりも可変バルタイのデータを見直した方がよりリスクが無くパフォーマンスは上げられます。F系エンジンはそれができないために点火と燃料MAPの変更になるわけですがAP1はクラセンの精度が低く点火をこちらの意図の通りに作動してくれません。故に燃料MAPだけの変更になりますがこれでは変更した意味もなくパフォーマンスは上がらず費用対効果よりもリスク大になります。AP2は点火MAPがこちらの意図通りに動きますから点火MAPと燃料MAPの変更によりリスク回避ラインまで変更しパフォーマンスが上げられる可能性はあります。しかしこのデータはストリートでは必要なく走行会での結果を求めるときやサーキットユーザーの仕様として考えるべきではないかと思います。当社は他社種においてもこの考え方で作成しておりストリートユーザーにデータの大半は点火と燃料はオリジナルのままです。AP2のストリートユーザーでどうしても現状よりパフォーマンスを上げたいというユーザーのニーズにはお応えしますが費用対効果は皆さんでご判断してください。次回イベントのSA246江田店で対応します。当然現状データよりはリスクは増えますが決して他社のようなこれは危険やろ!といったデータ作りではありませんのでご安心ください。
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