下のMAPはスバルのあるエンジンのリプロ前MAPとサービスリプロ後のMAPです。この車輌はオリジナルでスタート時や低回転高負荷時にノックが発生し数回のサービスリプロが入りました。データを見るとその領域の点火時期を遅角させ対応しています。このエンジンはノックがひどいために対応させたリプロですがノックが出ていない車輌にこのデータをインストールすると当然、微妙ですがスタート時のトルク感は削がれます。ポイントはリプロが必要であるエンジンにはインストール必要ですがノックが出来ていないエンジンにインストールすると微妙ですが楽しくなくなるのです。故に何でもかんでも新しいデータだからリプロは行わないといけないと言うことはないのです。(特にこのデータはそれ以外に変更点が全くないから言えるのです。)サービスリプロでもパフォーマンス関係に変更が無くプログラムに大きく変更のあるデータはリプロする必要があります。CANバグ修正やトランスミッションとのプログラムマッチング修正とかはやはりリプロによる変更は必須になります。精査とはリプロ前後データの全てを比較し変更内容を理解しユーザーに提案することが精査だと思います。リプロは何でもかんでも有りではないですよ。
後、ECUチューニングメーカーで点火や燃料の変更に重きを考えているメーカーはこういったノックの出ている車輌のECUをどのようなデータ変更をするのでしょう?高圧縮エンジンのECUデータ作りは点火や燃料MAPの変更でないことをもう理解するべきです。「燃料MAP変更による空燃比の適正化」「点火時期の適正化」などとアピールしているメーカーは実はないもしていないのかも知れませんし上記の変更では現行のECUは楽しい車作りは出来ません。
リプロ前MAP
後、ECUチューニングメーカーで点火や燃料の変更に重きを考えているメーカーはこういったノックの出ている車輌のECUをどのようなデータ変更をするのでしょう?高圧縮エンジンのECUデータ作りは点火や燃料MAPの変更でないことをもう理解するべきです。「燃料MAP変更による空燃比の適正化」「点火時期の適正化」などとアピールしているメーカーは実はないもしていないのかも知れませんし上記の変更では現行のECUは楽しい車作りは出来ません。
リプロ前MAP
リプロ後MAP
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