データを作る際に現行の車はまずDBWのデータを作り上げます。オリジナルのイメージを見て何処がアクセルの付きを悪くしているのか、どの部分を変更すればアクセルに対しスロットルがリニアな動きに変わるのか見定めます。時にはオリジナルのデータを全てリセットし作り直します。Ver3SPLと称しているDBWのMAPは1から組み上げどのシチュエーションでもアクセルに対しスロットルが反応するように仕上げてあります。いつも記していることですがこれだけではエンジンが反応してくれません。シビックについては要求トルクデータもDBW同様に全面変更します。これで整合性がとれアクセルに対しスロットルがリニアな反応を行いトルクの立ち上がりが早くなりアクセルに応じてエンジンが挙動するようになるのです。FD2シビックのもう一つのポイントは可変バルタイになります。これもDBW同様オリジナルのデータをリセットし一から作り直しを行います。可変バルタイのMAPが完璧だとV-Tecポイントは3500~オリジナルまで何処に置いてもパフォーマンスが得られます。ある意味V-Tecポイントの設定値で悩むことはありません。Ver3SPLをインストール頂いておられるユーザーが沢山おられますがそのデータも全て点火時期や燃料MAPはオリジナルの状態です。リスク無くパフォーマンスを上げるには点火や燃料MAPは変更しては駄目ということです。
1)オリジナルのDBWMAPです。ボッシュのユニットデータのようにビジュアル的に綺麗に見えませんが色々な条件でDBWを制御していますからこんなMAPイメージになります。
1)オリジナルのDBWMAPです。ボッシュのユニットデータのようにビジュアル的に綺麗に見えませんが色々な条件でDBWを制御していますからこんなMAPイメージになります。
2)Ver3SPLのDBWMAPです。一から作り直しているのでオリジナルとは似ても似つかないMAPイメージになっています。
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