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5/31/2012

価格改正

スバル車で専用ハーネス付きMPISが現在予約分以外は価格改正になりそうです。ハーネス製作会社の都合のような話なので当社も困惑しており次回入荷分がコストアップになっていればそのコスト計算による価格設定になります。明確ではありませんが現在@45,800(税抜き)の価格帯製品が暫定で@55,800(税抜き)前後になる勢いです。次回入荷のハーネスが既存価格であれば@45,800(税抜き)で供給しますがコストアップになっていれば暫定@55,800前後での(税抜き)供給になることをご了承ください。専用ハーネスなし単体の@29,800(税抜き)には変更ありませんのでご報告いたします。

BK3Pアクセラ定期点検必要か!?

フルデユアルマフラー及びエキゾーストマニホールド製作のために預かっているアクセラターボで発見された内容です。上の写真は第一触媒が破損しています。原因は明確ではないですが熱害による破損ではなく振動による破損ではないかと思います。問題は第一触媒が破損したことにより第二触媒に破片が第二触媒に溶着し排気を止めてしまい(写真下)最悪タービンやエンジンを破損してしまうことです。この状態でもオーナーは異音を感じてなかったことです。この現象が発生時にO2センサーが破損されエラー(エンジンチェックランプ)が出ていれば原因が早い段階でわかったのでしょうがセンサーエラーが無く全く気づかない状況です。こういった状況がある時期に起こるなら同一エンジンを搭載しているMPV、アテンザのユーザーも一度点検した方が良いかもしれません。--この問題は固体問題なのかも知れませんのですべての車輌に通ずる内容ではありません。



5/29/2012

ポルシェ996ターボDME

R35GTRに勝つためのDME製作依頼があり作り上げてみました。結果は◎とのことで別のユーザーもご紹介頂きました。下のデータはノーマルとの変化量を比較した物ですがトルク補正MAPを全面的に見直しブーストもDMEでコントロールしてあります。R35GTRも素晴らしい車ですが車作りのお手本であるポルシェの方が私は有りのように思います。

ちゃんと本業の仕事もしてます。

近々ユーザーのダイレクト販売が増えています。ありがたいことで皆様には感謝です。大半のユーザー様はECU+MPISの同時購入を頂けるのですがMPISのハーネスが需要に間に合わずご迷惑をおかけしております。先実も相当数入荷したのですが大半が出荷され残り数本状態です。ご興味のあるユーザーはお早めにご検討下さい。

BR(M)-9のハイフロタービンVer2完成

オリジナルタービン以上のブースト立ち上がりに加え絶対的パワーを併せ持つタイプです。製品評価はBP系タービンと同サイズ(IHI VF54)なのでBP装着車による評価を参考にして下さい。

5/19/2012

レガシィBP-Eフルチタンマフラー

完成しました!ユーザーには長い時間お待ち頂き有り難うございます。ユーザーからはテールデザイン、音質、音量、クオリティーすべてに置いてすべてにおいて賛美を頂きました。パフォーマンスもステンマフラーでは味わえないトルクと高回転のパフォーマンスが得られました。高価ですがチタン部材によるマフラー作りの選択は間違いないと思います。




5/14/2012

タービンがエンジン下に装着されると・・

BP(L)レガシィでは見られないパーツがタービン脇に装着されています。これはオイルリターン時のオイルキャッチタンクになります。タービンがオイルパンと同高さになり冷却後のオイルをオイルパンに戻すのに自然状態では戻らないため一時的にこのタンクにため機械的にオイルパンに戻す物です。この手法はポルシェターボ等にも採用されています。エンジンオイルを完全に抜き変えるのであれば此処にたまっているオイルも交換が必要になります。数万キロに1回は洗浄も含めた点検が必要な場所かも知れません。

BR(M)-9のインテークパイプ

インテークパイプに勘違いがありました。タービン直後に絞りがあると思っていましたが形状が少しいびつですが問題はあるとは言えないです。ジャバラは振動対策のためです。曲がりのところが丸形状ではないですがオリジナルブースト時の使用ではこれも問題なしです。オリジナルのブーストでステンパイプにするのはビジュアル的には綺麗ですが意味のないパーツ装着になります。あと樹脂は割れの問題がありますが熱害を受けることもないですし振動対策もされているので経年劣化もさほど無いと思います。インタークーラーに効率よく温度を上げない状態で圧送するなら樹脂パイプがベストです。この車輌は高過給を目的としていますのでアルミでパイプを製作する予定です。

BR(M)-9のサポートパイプ

サポートパイプに触媒が装着されています。問題は写真でもわかるように排気フランジでウエストゲートがふたをされていることです。これはBPレガシィでもこのような形状でした。サポートパイプは排気ポートとウエストゲートが独立したポートを設けウエストゲートのポートは排気ポートより15Cm以上離れたところに接合することがベストです。よくBPで触媒をセル数の少ない物に変えるとパワーが上がると言っていましたがそうではなく排気側とウエストゲートが分岐されウエストゲートが解放されたからパワーが上がったのです。近々の触媒はある一定の排圧はちゃんと抜けるように設計されています。しかしこの触媒位置だと理想のサポートパイプが出来ない状態です。セルを100にすれば高過給時には有効ですがこの触媒位置とフランジ形状では根本的な改善にはなりません。どこぞのメーカーがフロントパイプに熱害検査の取れた触媒キットを作って頂ければサポートパイプを理想の形状にし大きく改善出来るのですが・・排気の問題点はエキゾーストマニホールドではなくサポートパイプにあります。



BR(M)-9エキゾーストマニホールドの問題点

写真はオリジナルのエキゾーストマニホールドです。BP系に比べ等長化され効率の良いマニホールドです。しかし、細かく見ると問題点、改善点が見えてきます。まずは排気フランジ後の絞りです。何故絞りがあるのか理解出来ませんがかといって此処をストレート構造にしてもたいして効率が上がるとは思えません。排気受けをするポート径(37mm)もエンジン側と同等の径ですからやはりエキゾーストマニホールドを製作しても費用対効果は得られません。費用対効果が得られるかは明確ではありませんが製作するとすればマニ全体をワンサイズアップ(42mm?)して絞りがない状態にするくらいですがそれでもオリジナルで充分です。



BR(M)-9のタービン比較

現在BM-9のタービン交換を行っています。オリジナルタービンとハイフロタービン(Ver1)とのビジュアル比較をお見せします。コンプレッサーカバーがGRBに比較すると小さいので絶対的パワーはGRBほど望めませんが逆にブーストの立ち上がりが早くレガシィらしいよりトルクフラットな仕様が望めます。上がオリジナルタービンで下がハイフロタービンになります。コンプレッサーブレードのサイズが大きく違うのが一目瞭然です。ブレードサイズに合わせコンプレッサーハウジングも大きく加工してあります。

5/11/2012

Z4-Mのエキゾースト完成しました!

昨日と今日で仙台まで納車に行きその道すがらパフォーマンスもチェックしてきました。まず完成後のパフォーマンスですがトルクパワーとも劇的変化です。6速1000rpmまで低回転は粘りますしそこからストレス無く加速していきます。高回転もオリジナルの状態では5500rpm~重たさを感じていましたが7500rpmまでストレス無く気持ちよく回ります。納車先の社長も納得です。オリジナルのマニのできが素晴らしい物がありましたがそれを上回る出来上がりです。口径を拡大しながら狭いクリアランスの中で完全等長にしプライマリセカンダリーの長さも揃えてあります。触媒は100セルを2個使用しセンターパイプ以降はチタン材で製作されています。音量はオリジナルよりも静かになり音質は一切の割れ音やこもり音が無くなりました。高回転をキープした時の音質は快感です。リアテールは4本出しですが手前でYに加工しタイコ内部で排気乱流を起こさない加工を施し一切の絞りもありません。エンドはバンパー形状に合わせ左右のパイプをオフセットし全体的には外向きの形状になっています。









5/08/2012

アライメントの重要性!

アクセラにジールを装着して慣らしを終えアライメントを取りました。アライメントの重要性をインプレッションとして頂きましたので掲載します。
八尾への行き帰りで、車が別物になってしまいました。今回、八尾まで約300kmの高速走行をしたわけですが、一般道では緩和されていた”ハネ”と”突き上げ”が速度を上げると出現してしまい、「これはどうしたものか・・・」と、正直困惑しておりました。アライメントを取っていただいて、”ハネ”も”突き上げ”も影を潜め、道路の継ぎ目を軽くいなして行くのにはただただ驚きました。貧弱な表現ですが、コーナーではハンドルを切れば「スッ」と曲がり、ストレートでは一直線に走って行き、速度を上げれば上げるほど、安定して乗り心地が良く、しなやかな足になった、といった感じでしょうか。
妻がおもしろいことを言っておりました。「これって、200km/h用の足になってるんじゃない・・・」。私もそう思います。あれほどハネまくっていたじゃじゃ馬が、これほど品の良い足になるのは、まさに”マジック”ですね。この変わり様には、純正車高を取ってから調整した車高も良い影響を与えているのでしょうか。車高に関しては、後下がりだった姿勢が矯正され、高過ぎず低過ぎずの所に納まり、見た目も非常に良くなり大満足です。
やっぱり見た目も大切ですよね。ですが、必要以上に低い車高で「どこか擦るか・・・」と、びくびくしながら走るのは本末転倒ですし、何より楽しくないと思います。見た目も良く、走っても楽しいこの足は、やっぱりいい足なんだと実感しております。そして時間をかけてセッティングしていただいた今回の作業は、金額以上の価値があったと思います。社長の言っておられた、「装着して1000km以上走ってから、ビシッとアライメント取るから!」の意味が今更ながら解った気がします。
連休明けで、仕事が溜まりバタバタしてメールをゆっくり書く時間が取れませんでした。取り急ぎ、ご報告とお礼をと思い、メールをさせていただきました。社長のご意見をお伺いしたいこともありますので、改めてご連絡させていただきたいと思っております。ありがとうございました。」
どれだけ良い足を装着してもアライメントが狂っていればその効果は得られません。これはノーマルの足でも言えることです。アライメントの重要性を理解して皆さんも見直してみれば?但し、スキルの低いところでとっても意味はないですよ!