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7/05/2017

AUDI RS6

Parent Process Name: FLASH_0145
Parent process version: 5.033 - 6.006
File Derivatives: AUDI
File derivation model: RS6 (4F)
File Extension Type: 5.0L V10 40V TFSI 427kW / 572HP ME9
File Derivation Protocol: FLASH_0145 VAG BOSCH ME9.1.1 FSI V8 / V10 M & S
Hardware Number: 0261S02573
Software Number: 1037398567
Upgrade Software: 4F5910552 0080

ユニットは左右バンクごとに装着され2個あります。当然書き換えも2個行います。同一データなので片側のユニットがしんでも片側のユニットで6気筒走行できるようになっています。
このユーザーは過去所有車輌も当社がECUを施工しており買い換えでRS6を購入。当日は雨の日の施工だったのでインプレッションの詳細はまたどこかのイベント時に報告頂くことになっています。ただ、ユーザーが驚かれたのはアイドリング時やスタート時、空ふかし時に「どろどろブオーン」といってた音がアイドリングの振動が軽減されどろどろ音がなくなり「クオーン」に近いブォーン」に音質が変化した。全開走行は出来ない物のブーストの立ち上がりが早くなり低速及び中速域のトルクアップが確実に上がり燃費も向上することを確信したとのこと。優れたユニットはアイドリングから排気音に音質としてデータの結果が表れます。アイドリング時の排気音、空ふかし時の音質に変化の出ないユニットはデータを何も変更していないということです。
ではどのようにデータを変更すれば大排気量の大パワー車でも体感できるほどの変化を感じ不満を解消できるのかデータを解剖した結果を掲載します。

まずは点火時期です。理解するには係数値がわからないとデータの変更は出来ないです。当社では点火マップ、燃料マップを変更しないので考察する必要は無いのですがデータを理解することは大切なのであえて記します。他社で当社の文面をそのままコピーペーストしている業者がありますがその業者になぜ点火や燃料を変更しないかを尋ねてみて下さい。きっと明確な回答は得られませんよ。全く理解していませんからね。気をつけて下さい。おっと当然当社はしっかりきちんと答えられますよ。近々のエンジンはどれほどハイパワーのエンジンであってもレギュラーガソリンの使用を考慮したデータになっています。粗悪なガソリンでもメーカーの公表値を保つためです。しかし、この点火時期ではレギュラーの使用は考慮されていません。国によってはガソリンに気を遣って使用しないと破損は間違いないです。4Gからはデータが大きく改変されノック補正データ(点火リタード)を厳しくしパワーは落ちる物のエンジン破損に至らないようになっています。点火時期マップには回転・負荷量に応じ最大値リミッターがプログラムされています。ある数値以上を上げてもリミッタ地に当たれば意味の無い変更になるのとノックが出てもいないのいリタードさせるようになっています。未だに点火や燃料でパワーが上がると思っている素人詐欺メーカーユニットに対する対策だと思います。基本マップで8面、リミッタ面で8面の構成になっています。


燃料マップについてですが、基本今までのイメージのような燃料マップは存在しません。フルスロットル時の噴射量、基本噴射量+ブースト圧でラム建ちとの整合性を見ながらマップではなくスケールで管理されています。下の図はインジェクタのリミッタです。より高出力時に燃料が必要な場合はリミッタ値を引き上げます。


ラムダ補正です。非常に重要なマップでラムダセンサからの情報でこのマップで整合性を取りインジェクターに対して最終の出力値を決定します。空燃比補正マップです。世界でどこでもエンジンが一発で始動しコンディションが安定しているのはこのマップがあるからです。


上記のことだけでも未だに点火や燃料MAPの変更を自慢しているメーカーは何の解析も理解もしていないと言うことの証しです。

トルクリミッタです。各回転に対しDBWマップでアクセル開き量に対しトルク制御を行っています。中々手強いマップですがこのデータの扱いでトップレベルのドライバでも納得できるデータが作れます。ドライバの感性に合わせたデータが作れるといった方が良いかもしれません。


今日はここまで。




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