FD2のK20AとS2000のF22系エンジンの差は皆さんもご存じの通り可変バルタイが無いことです。FD2には当社はVersion3Splを設定していますがS2000にはVersion3Splは存在しません。これは可変バルタイがF22系エンジンにないためです。ではF22系エンジンにVersionEXの称号を与えることが出来ないかと考えデータを見直すと加速時特性のMAPがF22系データには存在します。このデータは初期型NSXやEG-6シビックに存在していたデータでF22系にもなごりのような形で存在します。K20Aのバルタイ値を変更するほどの効果は得られませんがDBWデータ、要求トルクモード、加速時特性の作り方で乗り味(抽象的ですが)を変化させることが出来ます。これはEG-6シビックやビート、NSX、DC2インテグラのデータ作りには重要なMAPでした。海外レースで万年決勝戦に勝てないある国の国王の息子を最終3戦ポールトフィニッシュにさせたデータはこの加速時特性を徹底的に作り上げた結果でした。ビートも雑誌社のドライバーが当社に来て「いろんなメーカーのECUをテストしたが全く変わらなかった!所詮オリエントさんもそうでしょ」と言われむかっときてデータを作り走らせたら「なんでこんなに変化するんですか?乗りやすく排気量が上がったエンジンになった」と言われました。このことは当時の紙面に載っています。話しがずれましたがF22系はこの加速時特性を今回は見直し、みなとみらいのイベント時にユーザー単位で作り上げようと思います。このデータはこのイベント限りで考えています。「楽しいS2000作り」をお考えの方は参加下さい。
DMEの書き換えによる効果は絶大です。風邪を引いたエンジン状態では補機類を見直しても100%の効果は得られません。RESULT MAGICは楽しい車作りに大きく貢献します。 The effect of rewriting DME is full.Even if accessories are reviewed in the state of the engine having caught a cold, the effect of 100% is not achieved. RESULT MAGIC greatly contributes to a happy car making.
8/28/2014
8/25/2014
今週末は・・
スーパーオートバックスみなとみらいです。FT86・BRZ及びマツダスカイアクティブD・Gの体感が出来ます。すでにご予約頂いているユーザーには感謝感謝です。
あとAP2S2000オーナーに朗報です!今回Version2のご購入検討車に限りSPL仕様を設定!現在装着パーツ(オリジナル状態を含め)をより生かすためのデータを1台1台作り上げます。従来のVersion2でも良いけどデーターにユーザーネイムが入っているデータをステータスとしたいユーザーはご相談下さい。どしどしご参加下さい。
あとAP2S2000オーナーに朗報です!今回Version2のご購入検討車に限りSPL仕様を設定!現在装着パーツ(オリジナル状態を含め)をより生かすためのデータを1台1台作り上げます。従来のVersion2でも良いけどデーターにユーザーネイムが入っているデータをステータスとしたいユーザーはご相談下さい。どしどしご参加下さい。
8/22/2014
ROMデータに興味のある方は
FT86・BRZのデータを詳細にわたり今までにない視点で掲載しました。FT86・BRZのオーナーでなくても近々のECUはこんな事まで制御しているのかと理解を少しでも深めて頂ければ掲載した意味があります。ユニットを購入の際のそのメーカーのデータ作りが何処まで考えられているのかのゲージにもなるかも知れません。掲載したことは一部ですが重要なポイントは押さえてあると思います。
FT86・BRZデータ公開
FT86・BRZデータ公開
8/21/2014
ここ数日は・・・
ホームページの更新に必死です!ユーザーレビューのネタ(写真付き)が多くありません。みなさん写真付きでユーザーレビューのネタ下さい。S2000のユーザーレビューから書き始めます。皆さん後協力のほど宜しくお願いします。
8/18/2014
MAZDAクリーンディーゼルMAP公開
まずはブーストカットポイントの引き上げです。昔のECUように16x1や8x1といった構成ではありません。
回転単位でブースト圧を見ており細かな制御がされています。MAP面も2面あります。変更点はオリジナルタービンの場合は中域から高回転域のデータを引き上げます。
次にブースト制御ですがブーストを制御しているMAPが凄くあり全ての面で整合性を取りながら変更を行います。
制御の要素はスロットル量、水温、要求トルク値に対して絶対値を考慮しています。
次にVVT?ですが3面あるもののデータは同一でほとんど作動させていない?データに見えます。ディーゼルとは言えVVTの変更によりパフォーマンスは+に変化するはずです。
スピードリミッターは178・180185Kmの3カ所で制御されています。
要求トルクMAPは3面有りりトルク感をより得るために大幅な変更を行います。燃料MAPですがMAPとして存在します。
色々な条件を加味して噴射量を決めていますので変更したブースト値との整合性をしっかり取ることになります。
ディーゼルですから制御が少なくガソリン車よりも簡単にデータ作りが出来ると思いましたが各要素に対しMAP面が多数有り全体の整合性を取るのに時間が掛かります。
FT86・BRZデータ公開
まずは燃料MAPです。
高回転域がNAにしては濃いのが解ります。燃料を絞ることはリスクが伴いますが少しだけ絞り込みを行います。
次にDBWデータの変更です。アクセル側とスロットル側の整合性を取りながら
高回転域がNAにしては濃いのが解ります。燃料を絞ることはリスクが伴いますが少しだけ絞り込みを行います。
次にDBWデータの変更です。アクセル側とスロットル側の整合性を取りながら
要求トルクモードを変更します。ここで大切なのは
基本ベース要求トルクMAPの変更です。オリジナルは「味付け?」として3600~4400rpmの間を谷として製作されていますがオリジナルの味付けが良いのであればそのままにしますがやはりココでの落ち込みはシチュエーションによっては不快なので修正します。ただ数字を慣らしただけでは解消されず要求トルクモードとの相関関係が大きく場合によっては要求トルクMAPを大きく変更します。
点火時期は大きく変更する必要があります。これはベーストルクMAPとの整合性を取りながら変更します。
BP-5データ公開1
VersionEXを製作してから850ccインジェクター仕様を煮詰めていますがインジェクター交換仕様に伴いデータを再度検証してみました。まずはクランキング時の噴射量です。
上記のように水温によりクランキング時の噴射量が決定されています。オリジナルのままでも問題はないですが低水温時は多少絞り込んでおきます。
次にウォームアップ時の噴射量ですが
インジェクターゲインがあっていれば問題なくオリジナルのままで大丈夫です。
インジェクターゲインについては
上記の数値で入力されています。では850ccのインジェクターを使用するので数値を850にすればいいかというとそうでなないです。色々テストしましたがある絶対値があり(企業秘密)係数計算式で入力したデータでは薄くてどうしようもない状態になります。
次にアイドルコントロールです。
オリジナルのままでも問題なしですが大阪などの気候で使用する場合は20~50度の間は絞り込んでガソリンの節約をします。フライホイールを軽量化した場合などはアイドルアップが必要な場合このアドレスで行えます。ただ定義ファイルは3カ所表記ですがMAP上は6面あります。
燃料MAPについては大きく変更します。
上記図はオリジナルのMAP構成ですがビッグインジェクター仕様の場合は大きく変更します。
今回は上記を含めAVCSを変更してみました。アプライドA~CまでとD~Fでは大きく異なります。
D~Fについては環境性能方向に製作されているように思います。データを作り上げ走行テストを行っていますが現製作データがトルク感及びパワー感ともありです。
AVCS変更に伴い要求トルクMAPも大きく変更し整合性を取ります。これで850ccインジェクター仕様は完成です。
来週(8/30・31)みなとみらいのイベントにセッティング済みの車輌を展示しますのでより詳細をお聞きになりたいユーザーはご参加下さい。
8/04/2014
今週末は静岡です。
今週末のイベント先はスーパーオートバックス富士店です。すでに体感のご予約を頂いておられるユーザーには感謝です。まだまだ余裕があると思います。是非ともこの機会にECUをご体感下さい!
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