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11/30/2015

今週のイベントです。

今週末は(12/5・6)スーパーオートバックス大宮店でイベントです。今回で年内の関東地区でのイベントは最後になります。

全く関係のないイベントと重なるみたいですが気にせず年内にECUの体感をしたいと思っておられるユーザーはどしどしご参加下さい。

11/24/2015

今週末のイベント

今週末はスーパーオートバックス246江田店です。すでにご予約頂いておられるユーザーには感謝感謝です。
輸入車から国産車まで体感ご希望の方をどしどしお待ちしています。

11/17/2015

現行BMW F80 M3のDME

F系M3(M4)は従来のV8から直噴シルキー6に変更されています。このシルキー6はF30系にもありますがF30はターボがシングルでF80はツインターボになります。

3シリーズターボの遍歴です。
3 SERIES E90/E91/E92/E93 / 335i 3.0L L6 24V TURBO 225kW/302HP MEVD172
3 SERIES E90/E91/E92/E93 / 335i 3.0L L6 24V TWINTURBO 225kW/302HP MSD80
3 SERIES F30/F31 / 335i 3.0L L6 24V TURBO 225kW/302HP MEVD172

M3シリーズの遍歴です。
M3 SERIES E36 / M3 3.2L L6 24V 236kW/317HP MS41
M3 SERIES E36 / M3 3.2L L6 24V 236kW/317HP MSS50
M3 SERIES E46 / M3 3.2L L6 24V 252kW/338HP MSS52
M3 SERIES E46 / M3 3.2L L6 24V CSL 262kW/351HP MSS54
M3 SERIES E90/E92/E93 / M3 4.0L V8 32V 309kW/414HP MSS60
M3 SERIES E90/E92/E93 / M3 GTS 4.4L V8 32V 331kW/444HP MSS60
M3 SERIES F80 / M3 3.0L L6 24V TWINTURBO 317kW/425HP MEVD17.2.G

今回はM3 SERIES F80 / M3 3.0L L6 24V TWINTURBO 317kW/425HP MEVD17.2.Gにスポットを当て同じF系のシングルターボとデータ上での違いを探ってみます。

点火マップ
F80M3




F30


エンジンベースは同じですね。ブースト値が大きく違うのに点火時期値は同じデータです。ノックリタード量も同じですからF30とF80M3の違いはタービン及びブースト値に大きな違い有りです。

燃料MAP
F80M3

F30

インジェクターサイズが明確ではないのでデータ上での考察は難しいですが少なくともM3の方が大まかな作りでF30の方が細かなセッティングになっています。R32~34GTRは440ccのインジェクターで当時ブーストアップして440Ps出ていましたからF80M3のパワーはF30のブーストアップ版といえるのかも。直噴6気筒はたぶん550~600ccのインジェクターにより制御されていると思います。

トルクリミッター
F80M3


F30


トルクリミッターです。F80M3もF30ともに3500rpmをピークに下降されたMAPになっています。このMAPは重要で現行の国産車のECUデータにもこのMAPに類似、近似視野物があります。DBWMAPとともに変更しないと大きなトルクは得られません。

DBWマップ
F80M3・F30

レスポンスを上げるための最重要MAPです。要求トルクMAPとともに大きく変更します。このMAPでその車の乗り味を大きく変更できます。国産車も同じ事が言えます。他社ユニットは点火時期の変更や燃料MAPだけの変更ですから複数データ作ってもらって乗っても何ら変化ありません。下手するとノックが出たりリタードモードに入りパフォーマンスダウンします。それでもど素人ユニットは「いいでしょ、変わったでしょ」を連呼し刷り込みを行い購入さすのです。何とか詐欺みたいですね。DBWや要求トルクの変更によりトルクやパワーも大きく変更できます。ターボ車はあとブーストMAPの整合性を取ればオリジナルの空燃比でリスク無くとても楽しい車になります。NAは過給器がないですからターボ以上にDBWや要求トルクMAPの作り方が大変です。特に不特定多数に評価を得るためのデータを作るにはとがったところが無く「乗りやすい」「どの回転からもトルクを感じられる」「NAらしく低回転から高回転まで一気に吹き上がる」「シフト時の落ち込みがない」「使用ギアが今までより1速以上上で使用出来る」「パワーバンド、トルクバンドが極端に言えば踏んだ瞬間からオリジナルREVより500rpm上のポイントまで追従する」等々をクリアーしないといけないわけです。NAがまともにデータ作り出来ないメーカーのターボユニットは信頼性「0」の言い聞かせユニットであることに間違いないです。直噴データの基本もすべてはBOSCHにあります。BOSCHを征服しない限りFA20DITのHITACHIユニットは征服できません。チェックランプが点灯しているのにまともな製品として売っているメーカーがあるらしいですが論外というよりユーザーはもっと激怒するべきではないでしょうか?まともにまじめにデータ作りを行っているメーカーにとっては大迷惑でECUチューニングの楽しさをユーザーが感じられなくなります。大人のおもちゃがおもしろくない物になってしまうのです。直噴のデータ作りをBOSCHで学びBOSCHで作り上げる。そこには大きな投資と経験、布石が必要なのです。

ブーストMAP
F80M3


F30


ブーストの最大値の差はこのMAPでわかります。

REV
F80M3


F30


F80M3はオリジナルで8000rpm、F30は6550rpmに設定されています。明確ではないですがヘッドに大きな違いがあるかも知れません。しかし高圧縮6気筒エンジンでREV8000rpmはすごいですね。RB26DETTも今の時代からすれば低圧縮エンジンでしたがこれも8000rpmはすごかったです。

スピードリミッター
F80M3


F30


MAPの構成は違いますがどちらも250Kmが上限設定されています。REVもそうですが今回のMPUになってMAPやプログラムリミッターの変更場所が相当あります。

F80の魅力はパワーだけではありません。継承されたボディーや足回り、重量バランスがF30とは異なります。F80M3はよりトルクを引き上げ、F30はパワー、トルクともF80M3のパフォーマンスに近づけるセッティングを行い新型3シリーズの本当の楽しさを追求したいですね。















ランボルギーニアヴェンタドール

Lamborghini avetador DMEの開発です。車輌は6.5L700Ps日本価格6500万を超える車輌です。



DMEはランボルギーニの場合「BOSCH」と「LAMBORGHINI CAMPI」という固有ユニット?が装着されています。GALLARDOの一部とMURCIELAGOは05Sというシリーズが装着されており現時点での製作は可能ですがavetadorは02Sというシリーズで内部のMPUがMotorolaのMPC5567という新しいモデルになっています。開発にはスペアユニットが必要になるのですがさすがにこのクラスのユニットは簡単に中古ユニットが入手できませんし、ましてや新品ユニットなど納期と価格を考えると・・・・





11/16/2015

今週のイベント!

今週11/21・22はスーパーオートバックス戸田店です。すでにご予約・ご成約頂いておられるユーザーには感謝感謝です。

土曜日にAP2S2000用の当社オリジナルダンパーキットの取り付けを行います。ユーザーと打ち合わせ後にセッティングした車高調整式ダンパーキットです。

今回は輸入車・国産車のROMデータ内部のパラメーターを公開します。中型サイズ?のモニターにROMデータ・パラメーターを表示させ興味のあるユーザーには解説を行います。

しかし近頃ユーザーから某ショップでECUチューニングをしたけどオリジナルと変わらない、オリジナルとほぼ同等?といった相談があります。実際、当社でレスポンスすると全くオリジナルと変わりませんし走っても何も変化を感じません。製作している側はたぶん「定義ファイルタイプ」のソフトで製作していると思いますがこれには大きな落とし穴があります。ソフト上の問題と

データ作りをする人間が何の実績もないど素人

と言うことです。当社ユニットを装着されたS2000ユーザーのが知識がありその方の方がまともなユニットを作るのではないかと思います。ユニットたる物絶対に人の噂や評価で購入する物ではありません。支払う金額に見合った費用対効果がある物をご自身が探しそのメーカーに相談し体感し選択することです。

パラメーターを公開してユーザーご自身の車で体感頂く今回のイベント企画を他社に出来るのでしょうか?それなりの実績を積んだメーカーやデータに絶対的自信を持っているメーカーは可能でしょうがど素人が「安いソフトで適当にデータを作って売れば儲かる」と言った考え方のメーカーには出来ません。わざわざ遠方から来て書き換えてくれたことに感謝することはないのです。納得の出来る費用対効果の高いデータをインストールしてもらうことが車にとっては良いことなのです。それが楽しい車創りになるのです。目に見えない製品を可視化して理解して体感する。これがユニットを購入するときの標準化にして欲しい物です。

11/04/2015

今週のイベント

今週末はスーパーオートバックス環七王子店です。すでにご予約頂いているユーザーには感謝感謝です。何気にS2000の予約が多くあり、すでにご予約・確定受注頂いているAP1については当日のチップ交換で対応します。イモビ無しのユーザーは体感用ユニットもありますのでどしどしご参加下さい。輸入車についてはパラメーター情報がより詳細に入手できるルートが出来たことによりより楽しい車作が可能になります。この機会に是非とも体感にご参加下さい。