レヴォーグ2.0LのデータをWRX S4と比較してみました。車本来のカテゴリーが違いますしデータにそのことが反映されているかを確かめてみました。定義ファイルでは比較にならないので生データで検証してみると100%とはいえませんがほぼ同一データです。特にパフォーマンスに関わる領域は全く同一です。違いはチェックサムとユニットIDに関するデータでそのアドレスを変更すればレヴォーグがS4のユニットになります。データが同じであれば作られるデータもコピペしてしまえば同一になりますがそれで良いのかと疑問を持ちます。冒頭に記したように車輌カテゴリーが違いますしイメージで捉えてもワゴンは高速領域重視よりも低中速重視であるような気がしますし、S4はセダンで低中速領域を重視しながらも高速領域重視でデータ作りを行った方が車輌イメージに合っているのではないでしょうか?(個人的見解ですから突っ込みは入れないで下さい。)足回りにおいてもワゴンとセダンでは製作コンセプトが変わりますよね。それと同じです。とはいえどちらもCVTですからエンジン側でそのようなコンセプトでデータ作りをしても意味のないように思えますがCVTは常にエンジンユニットとトルクシミュレーションの連携を行っておりエンジンのトルク特性によりつながりやシフトポジションをデータ変更ではなく変化せせることが出来ます。当社のユニットを装着頂いたユーザー方でCVTにざわつき(言葉のたとえが難しいですが)が消えスムーズな動きになったと報告を受けています。レヴォーグとS4の「らしさ」を考えたデータ作りで今週末のSA静岡中原で体感頂けるように準備してお待ちしています。
レヴォーグ2.0LとS4の差異アドレス
レヴォーグ2.0LとS4の差異アドレス
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