インプレッサVAB

データはＧＲＢから基本の構成は全く変わっていません。GRBのデータをしっかり組み上げていればデータ作りは簡単です。参考としてはS207のデータをコピペすればデータ的には簡単にS207仕様になります。ただ、これは定義ファイルタイプのソフトでは不可能です。

スバルのデータは変更箇所も多くデータも大っく変更する必要があります。

NOTE E12改

ニッサンNOTEニスモ仕様です。エンジンはHR16DEでECUIDは1A16Aになります。データの変更箇所はニッサンパターンです。Z33が発売されその時代のパターンが現行車でも使用されています。故にZ33時代を一生懸命やっていれば現行日産のＮＡデータ作りはさほど苦労することはありません。

V37スカイラインフルデュアルマフラー

V37スカイライン2.0Lターボ（MBエンジン）用フルデュアルマフラーです。ECUも施工済でこれで最強のスカイラインが完成です！

ミツビシEVOⅩのデータ作り

三菱のECU書き換えは他メーカーに比べ比較的に簡単でユーザーレベルでもデータ作りができます。ただ、大半の書き換えソフトが定義タイプになりますからどこで書き換えても「金太郎飴」データでしかありません。
EVO10の場合はあるアドレスがすごく重要でレスポンス、トルク特性に大きく貢献します。ライトチューニング車両であればこのアドレスの変更だけでEVO10が驚くほど変化します。このデータがどの定義ファイルソフトにも掲載されておらず変更できません。当社のようにデータ全体を変更できる方法を取らない限り変更できません。
当社のデータ作りはこのデータを徹底的に作り直し点火、燃料は変更せず（ブーストMAPに変更量によっては燃料は多少変更しますが）ブーストMAPの立ち上がり、設定値を変更します。ほぼこれだけでEVO10のエンジン特性はリスクのなく大幅にパフォーマンスアップします。先日もEVO10の評価により他車種の紹介もいただきました。

G'zマークXにMPIS装着

装着車：GRX133マークX　3.5L　V6　2GR-FSE　RESULT MAGIC装着済車

ユーザーからインプレッションを頂きました。原文のまま掲載します。ご了解いただいたユーザーには感謝です。

「先日は駆動系のオイル交換、MPISの取り付けでお世話になりました。 

リザルト600をブレンドしてのミッションオイルですが、効果大ですね。

走行４０００㌔、シフトの動きに引っ掛かりがあったり、入りにくかったりでしたが、改善されてスコンッとシフトが入るのには、はじめはアレッ？入ったのかな？？？？っと感じるくらいスムーズになってます。 

MPISについては、少々トルクが薄くなったように感じますが、上まで綺麗に吹けていきますね。

ロータリーっぽいといいますか、軽くなったように感じました。同時点火の恩恵ですかね。　燃費も行きと帰りでは明らかに良くなってました、目の前が空けばフルスロットルで走った横浜～大阪の行きではリッター１０以下でしたが、帰りは踏み方も少々違いますがフルスロットルには違いは無く結果はリッター１０超でした。

あと性能云々ではありませんが、本当に丁寧に整備をしてくださるメカニックの方に凄く感動しました。

この整備が性能に大きく反映されているのは言うまでもないでしょうけど、整備を拝見していて素人仕込みの簡単な整備をする自分には大変勉強になりました。

ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。」

＊トルクについては燃費改善がみられるので実トルクはダウンしていないと思います。

追記いただきました。

トルクの件です。薄くなったというか、エンジンが軽くなった感じですね。

帰路の高速での高回転時のエンジン音が変わりました。行きより明らかにクリアに聞こえます。

ご機嫌にシフト上げて走ると結構な速度になっています。

街乗りでは２速発進が楽に出来るようになりました。

ギアチェンジの時の変速ショックも穏やかになり、自分のシフト技術が上手くなったように錯覚してしまいます　笑

ということはトルクはしっかりしている証拠ですね。

お話しいただいた、３％絞ったユニットも気にはなりますが、今の状態は非常に満足です。（いつまでもつか　笑）

クーラントもお願いしようと思っていたのですが、すっかり忘れてしまいました。次の機会にお願いに上がります。

失礼しました。

BMW F30-320d

Connection Mode: INFINEON TRICORE BOSCH MEDC17 GPT BMW
Micro: TC1797
ExtFlash:
Eeprom: Present
Plugin Identified: YES
Plugin: Bosch EDC17C50 BMW
Customer Name:
Vehicle: BMW 3 SERIES F30/F31/F35 320d 2.0L L4 16V 135kW/181HP EDC17C50
Vehicle Licence Plate:
Hardware Nr.: 00000A0A061A00
Software Nr.: 00000A0B152000
Software Upgrade Nr.: 000014C7152013
Chassis Number: WBA3D36000NS〇〇〇〇〇
Spare Part Number:
System Type:
Engine Type:
Is Original: YES

ディーゼルながらガソリンの2.0Lターボと同じパワーを有しています。オーナーはこの車両以外にもスポーツカーを所有しておられるのですが通常の足にと購入される。購入後1か月ですがサーキットでポテンシャルをチェックしたとのことで高回転領域では十分と思っていたが一般道では緩慢さやだるさを感じるということでご来店される。施工後に試乗いただきどうでした？にこにこしながら降りられBMWのディーゼルがこれほど楽しい車輛なのかということを再認識したとのこと。ヨーロッパのディーゼル車はガソリン車よりも進化の度合いが高いと思います。パワー及びレスポンス、不満の解消、すべてＯＫという事でした。

ベントレーフライングスパー W12

Brand: BENTLEY
Model: FLYING SPUR
Type: 6.0L V12 BITURBO 410kW/552HP ME7.1.1
Protocol: BOSCH ME7.1.1 W12 M&S
Hardware Nr.: 0261201368
Software Nr.: 1037379141
Hardware date:
Software date:
VIN: SCBBE53WX6C0〇〇〇〇〇
Software Version:
Spare part number:
Engine code: BY-6.0L-TT   
Hardware Version:
Software Upgrade Nr.: 07C906018DH 7950
Unique identification number:

ラグジュアリースポーツセダンで王者に君臨するベントレーですが車両総重量が2.7tありスポーツの勲章はオリジナルでは感じないのかもしれません。オーナーも車重を考えれば妥協は仕方ないと思ったもののＤＭＥチューニングでスポーツ性が今以上に高まればと施工依頼があり行いました。
試乗後の結果は一言「早い」その他の評価は「スタート時から変化を感じる」「今までＥＣＵのチューニングを他社で多数行ったが全く効果を感じずメーカーによっては詐欺にちかいものを感じていた。今回施工して初めて体感したしその効果の高さを感じた。」との評価をいただきました。
2.7tの車両をここまでの評価をいただけるデータとは？ベントレーに特別なデータがあるわけではなくエンジンのポテンシャルが非常に高く思いっきりDMEのデータで押さえつけられているという事になります。考えればV12の6.0Lで552HPはまだまだ余裕のよっちゃんパワーであることは間違いないです。世界一の高パフォーマンスを有し、世界最高速を誇るラグジュアリースポーツセダンを作り上げましょう。

今週のイベント

今週末の８／２５・２６はスーパーオートバックス戸田店です。すでにご予約いただいておられるユーザーには感謝感謝です。台風の動きが気になりますが当社のイベントは店内になりますから中止にはなりません。ただ、ご来店いただくユーザーにはくれぐれもお気をつけてお越しください。多数のご来店お待ちしております。

LEXUS GS350

GRS191
Connection Mode: NEC NBD
Micro: 76F0038GD
ExtFlash:
Eeprom: Present
Plugin Identified: YES
Plugin: Denso 275036-8730 Lexus/Toyota
Customer Name:
Vehicle:
Vehicle Licence Plate:
Hardware Nr.:
Software Nr.: 89663-30F70-
Software Upgrade Nr.: 330F7000
Chassis Number:
Spare Part Number: 89661-30J40
System Type:
Engine Type: 2GR-FSE
Is Original: YES

トヨタブランドのアリストからLEXUSに改名したモデルです。オーナーはデザインがお気に入りで所有しているのですが走りに不満があり施工依頼を受けることになりました。まずはアクセルに対しリニアに車が動かない。シフト時の落ち込み、だら～～っと回るエンジンetc・・まずはDBWの作り直し！この時代のデータは現行車に比べスロットルの動きの緩慢さがひどく大きく見直す必要があります。次にDBWの特性に合わせた必要トルクを引き出します。トルクMAPを見直す前にまずはトルクリミッタ値を引く上げます。せっかく引き上げてもトルクリミッタに当たると意味がありません。スピードリミッタは当然引き上げます。試乗後、ユーザーはにこにこした状態で所有することに楽しさがプラスされたということでした。

トヨタクラウン

GRS183・184クラウンの施工内容です、

GRS183ｰECU詳細
Connection Mode:  NEC NBD
Micro:  76F0038GD
ExtFlash:
Eeprom: Present
Plugin Identified: YES
Plugin: Denso 275036-8730 Lexus/Toyota
Customer Name:
Vehicle:  
Vehicle Licence Plate:
Hardware Nr.:
Software Nr.: 89663-30A33-
Software Upgrade Nr.: 330A3300
Chassis Number:
Spare Part Number: 89661-30C20-4872
System Type:
Engine Type: 3GR-FSE
Is Original: YES

GRS184-ECU詳細
Connection Mode: 36 - NEC NBD
Micro: 76F0038GD
ExtFlash:
Eeprom: Present
Plugin Identified: YES
Plugin: Denso 275036-8730 Lexus/Toyota
Customer Name:
Vehicle:  
Vehicle Licence Plate:
Hardware Nr.:
Software Nr.: 89663-30A11-
Software Upgrade Nr.: 330A1100
Chassis Number:
Spare Part Number: 89661-30C00-5662
System Type:
Engine Type: 2GR-FSE
Is Original: YES

変更内容はスピードリミッターの移行１８０－５１１Km、DBWの大幅変更、各回転域のトルクリミッタの解除、加速特性MAPの変更、霧化特性の変更etc

両オーナーともスタート時のもっさり感、ATシフトダウン時の落ち込み加速、グランドツアラーにスポーツ性は必要ないのかもしれないが高回転域の余裕がほしい。あと燃費が改善されればと。ユニット施工後はもっさり感はなくなり高回転まで気持ちよく回りＡＴのキックダウン時もトルクダウンが発生しない。燃費も改善されていると後日報告も受けています。ヨーロッパ車のようにグランドツアラースポーツに仕上げましょう。

BMW E46M3

昨日、E46-M3のスピードリミッタの件でお電話をいただきました。お問い合わせ内容はスピードリミッタが解除できるかとのことでしたが当社がセッティング中で外せるとは言いましたが具体的内容には至らなかったのでブログに掲載します。下の図を見ていただければわかりますがオリジナルは８個のデータで形成されています。このタイプは２バイトの構成ですから解除ではなく移行になります。故に最大値は4095Kmまでの数値設定ができます。

BMW Z4 35i/35isの違い

Z4ｰ35is　DME詳細
Derivation mark of the file: BMW
File derivation model: Z4 SERIES E89
File derivation type: 35is 3.0L L6 24V TWINTURBO 250kW / 335HP MSD81
File derivation protocol: BMW SIEMENS MSD80.x / MSD81.x / MSV80.x
Hardware Number: 08610957
Software Number: 08612594

Z4-35i　DME詳細
Brand: BMW
Model: Z4 SERIES E89
Type: 35i 3.0L L6 24V TURBO 225kW/302HP MSD81
Protocol: FLASH_0162 BMW SIEMENS MSD80.x/MSD81.x/MSV80.x
Hardware Nr.: 08612998
Software Nr.: 08619180

出力で33HPの差がありますがこの差はブーストの差になります。
上が35isのブーストマップでしたが35iのマップになります。単純なデータを作るのであれば35iは35isのデータをコピペすれば済みます。しかしそれではマップを見てもらえばわかりますがブースト設定値の波がひどく特に高回転でのブーストの垂れは改善されません。ターボ車でブーストの制御及び絶対値をどう作り上げるかはパフォーマンスに大きく影響されるので大幅に見直し、変更します。

あとはDBWマップの変更、要求トルクマップの変更、トルクリミッタの変更。スピードリミッタはこの車種は解除になります。